商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2007/11/10 |
| JAN | 9784167323066 |
- 書籍
- 文庫
麻雀放浪記(3)
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麻雀放浪記(3)
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商品レビュー
3.9
9件のお客様レビュー
坊や哲のもがき苦しむ様子が自分事のように苦しいです。全然すかっとしないです。ですが汗臭さにムッとする感じも、たまにはいいもんです。 新キャラの鎌ちゃん、安さん、三井なんかも、まぁいいんですが、やっぱりドサ健や達、チン六が出てくると嬉しいですね。特にチン六との再会場面は、ちょっと...
坊や哲のもがき苦しむ様子が自分事のように苦しいです。全然すかっとしないです。ですが汗臭さにムッとする感じも、たまにはいいもんです。 新キャラの鎌ちゃん、安さん、三井なんかも、まぁいいんですが、やっぱりドサ健や達、チン六が出てくると嬉しいですね。特にチン六との再会場面は、ちょっとした感動シーンでした。 さすがに「青春篇」には及びませんが、「風雲篇」よりは面白かったです。旧キャラたちの新時代について行けずにもがき苦しむ様子と、それでいてどこか達観した様子が心を打ちます。ダサ格好いいとはこういうことだろうか。 読み終わった後、何とも言えない物悲しさを覚えます。年をとったということなんでしょうかね。
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段々とストーリーとかキャラクターに作家も読者である当方もこなれてくるのか、エンターテイメント性が大きくなって楽しめます。 でも麻雀好きとか、墜ちて行く感覚が好きな読者にとっては少々食い足りないかも。ちょっときつい言い方をすれば「普通」になりつつあるようにも見受けられますので。
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焼跡が消え勤め人が増え始めた昭和30年前後の東京が舞台。鎌倉、自由が丘、上野、新橋の街の姿がビビッドに描かれる。登場人物たちがことごとく性格破綻した悪党たちなのが面白い。
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