商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 築地書館 |
発売年月日 | 2007/10/30 |
JAN | 9784806713555 |
- 書籍
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戦前の少年犯罪
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戦前の少年犯罪
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商品レビュー
4
25件のお客様レビュー
最近の 悲惨なニュースは 世の中どうなっちゃってるんだろう と思っておりましたが、過去にも あったのですね。 ハッキリ言って この本は 読み進めるのが 辛かったです。 どうして こんな事が?! って いう事件が 色々ありました。
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最近はゲームやスマホの影響で凶悪犯罪が増えているかのように語られれば、いや、それは異なる、戦前の方が酷い事件は多かったろうという事は、何となく知っていた。本著は、当時の新聞記事で証明してくれる。やはり、奇怪で凄惨な事件は戦前に多いではないか。小学生による殺人事件がこんなに多いとは...
最近はゲームやスマホの影響で凶悪犯罪が増えているかのように語られれば、いや、それは異なる、戦前の方が酷い事件は多かったろうという事は、何となく知っていた。本著は、当時の新聞記事で証明してくれる。やはり、奇怪で凄惨な事件は戦前に多いではないか。小学生による殺人事件がこんなに多いとは。 多いとは書いたが、単純な数の比較はできない。親告罪であれば、価値観も異なれば告訴されぬ事もあり、少年法のルールも違う。事件の記事だけを読み続けると、いかに悲惨な時代かという気分にもなるが、大多数は、事件になるほどの問題は起こしていない若者だ。 ただ、倫理観は確実に時代とともに良くなっている。コンプライアンスという言葉とともに、例えばタバコのマナー、女性差別の改善、ハラスメントの規制等。事件を起こしやすい時代背景というものもある。戦時戦前の話だ。鉛筆を削るためのナイフを子供たちが持ち歩いていた。大人が扱う銃の管理も不十分。今では劇物取締法の対象であるネコイラズという毒物も扱えた。こうしたことを考えると、間違いなく戦前の方が事件は多かったのだろう。生々しく実感した読書であった。
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ノンフィクションというよりもデータ集。 日本では残酷な少年犯罪が増えている、とか、年々残酷で不可解な事件が増えているという認識が報道によって私達の頭には作られている。実際にはそんなことは全然無くて、昔のほうが一層残酷で、より不可解とも言える猟奇的事件は沢山起きている、しかも少年の...
ノンフィクションというよりもデータ集。 日本では残酷な少年犯罪が増えている、とか、年々残酷で不可解な事件が増えているという認識が報道によって私達の頭には作られている。実際にはそんなことは全然無くて、昔のほうが一層残酷で、より不可解とも言える猟奇的事件は沢山起きている、しかも少年の手で、という事実がわかる貴重な本。読んで気持ちのいいものではもちろんない。
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