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英国紳士、エデンへ行く プラチナ・ファンタジイ
2,750円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2007/10/25 |
| JAN | 9784152088697 |
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英国紳士、エデンへ行く
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英国紳士、エデンへ行く
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19世紀、イギリス植民地・・・というか流刑地になったタスマニアを舞台にした歴史小説。 タスマニアにこそ聖書に書かれたエデンの園が存在するとして探検の旅に出るウィルソン牧師、科学的な関心から旅に加わったポッター医師、これといった夢もなく親からの評価も低く何となく旅にぶち込まれた若...
19世紀、イギリス植民地・・・というか流刑地になったタスマニアを舞台にした歴史小説。 タスマニアにこそ聖書に書かれたエデンの園が存在するとして探検の旅に出るウィルソン牧師、科学的な関心から旅に加わったポッター医師、これといった夢もなく親からの評価も低く何となく旅にぶち込まれた若き植物学者レンショー。 そして彼らを乗せて遥々タスマニアへ向かうのは、密輸品売買で一山当てようともくろんでいたマン島の船長・・・。 そんな彼らの珍道中?を縦軸に、イギリス植民地時代のタスマニアにおける入植の歴史、そしてアボリジニ迫害の歴史を背景に、白人とアボリジニの混血児ピーヴェイを登場させて物語は進行していく。 総勢20名ほどの人物に代わる代わる語らせつつ、章ごとに現在(1857年頃)と過去(1820年代)を交互に登場させながら、ウィルソンらの冒険とピーヴェイらアボリジニたち・タスマニアの歴史が次第次第に合流していく。 これがイギリス風のユーモアなのだろうか。 熱心なキリスト教徒であるウィルソン牧師と科学的の徒ポッター医師とのとめどない反目、いつまでも目的を達成できないキューリ船長、白人との混血児として仲間からも最愛の母親からも疎まれるピーヴェイ、そして白人入植者と現地人たち・・・ 深刻な筆致ではないため重苦しくはないが、振り返ってみると話を通して、偏見や相互不理解、不運なすれ違いにまみれた物語であった。 登場人物たちはそれぞれに因果応報ともいえる結末を迎えることになる。 ただ一人、生きる目的も旅の目的も持たずに同行したレンショーだけが、タスマニアの自然に純粋に向き合い、そこに価値を見出していく。 帝国主義時代のイギリスの良くないところを煮詰めたような話だが、彼らが築いた白人至上主義・科学至上主義・資本主義の現代に生きる我々にとっても、読んでいてどこか心にチクチクと棘が刺さるようである。 もっとユーモアあふれる作品を(勝手に)想像していたので、思いのほか重たい読後感にやや面喰ったが・・・それともこれこそがイギリス流のブラックユーモアなのだろうか。
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[ 内容 ] 1857年ヴィクトリア朝英国、科学的な地質研究によって、信仰のよりどころの危機にさらされた牧師ウィルソンは独学で地質学を修得。 “エデンはタスマニアにある”という新説を発表し、キリスト教世界における時代の寵児となる。 ついには、医師ポッターと植物学者レンショーを引き...
[ 内容 ] 1857年ヴィクトリア朝英国、科学的な地質研究によって、信仰のよりどころの危機にさらされた牧師ウィルソンは独学で地質学を修得。 “エデンはタスマニアにある”という新説を発表し、キリスト教世界における時代の寵児となる。 ついには、医師ポッターと植物学者レンショーを引き連れて、タスマニアへ実証の旅に出発する。 だが、一行がチャーターした“シンセリティ”号は、船長をはじめ、英国人を目の敵にするマン島人だけが乗り組むいわくつきの帆船。 そのため、税関吏との数々のトラブルに巻き込まれたり、海賊に襲撃されたりと波瀾万丈の船旅が続く。 さらに、性格が水と油の牧師と医師の対立は、旅程を追うにつれ、激化する一方。 地球をほぼ半周はる珍道中が繰り広げられるのだった。 一方、英国による植民地化が緒についたばかりの1820年のタスマニアでは、同化政策が積極的に進められていた。 アボリジニの母親と白人の父親のあいだに生まれたことから、母親やアボリジニ社会から疎まれて育ったピーヴェイは、種族の存続のため、白人の言葉を覚え、白人社会に入り込もうとしていくが…。 やがてウィルソンら一行はタスマニアに到着し、ついにエデンを目指すべく探検に出発する。 そこには、ガイドとして彼らに随行するピーヴェイの姿があった。 一行が英国から遙か東の果ての地で目にしたものとは…。 博覧強記の作者ニールが、綿密な時代考証のもと、総勢20人の語り手を創造し綴った歴史奇想大作。 2000年度ウィットブレッド賞受賞。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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