商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2007/10/01 |
JAN | 9784022670854 |
- コミック
- 朝日新聞出版
栞と紙魚子 新版(文庫版)(1)
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栞と紙魚子 新版(文庫版)(1)
¥628
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商品レビュー
5
8件のお客様レビュー
面白い! 感じたことない感覚がたくさん感じられた気がする。キャラへの愛着の湧き方も他の漫画と全然違う。
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メイン二人のネジが外れた会話や作品全体から醸し出るゆるさが癖になることうけあい。 か細い線で描かれたムルムル一匹一匹の表情や、モブキャラのちょっとした言い回しもいちいち面白くて、一コマも見逃せない。 シュールな笑いとオカルト好きにはおすすめ。
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小学生のあたしが多分、一番多く口にしたコトバが「ねぇ、こわい話して」だった。それくらいあたし、こわい話が好きで、長じて今でもホラー系とか大好きです。 ただしそこにちょっとしたユーモアとかペーソスがあるのが大好き! やっぱほら、カレーでもただ辛いわけではなくて複雑なスパイスのオー...
小学生のあたしが多分、一番多く口にしたコトバが「ねぇ、こわい話して」だった。それくらいあたし、こわい話が好きで、長じて今でもホラー系とか大好きです。 ただしそこにちょっとしたユーモアとかペーソスがあるのが大好き! やっぱほら、カレーでもただ辛いわけではなくて複雑なスパイスのオーケストレーションじゃないですか。いや、そうなんだと思うのですよというか思いたい。 諸星大二郎さんと言えばオカルティックかつ歴史的な?など印象はどうしても史実モノや西遊記のような妖怪モノで、しかも以前も書いたと思うけど人物の丸みをおびたゴロンと言う造形があたしの好みではなく、たまにしか読んだことはなかったのです。 ところがあたしおよびあたしの読書傾向をよく知る人が「これはきっと読んだほうがいい」というすこぶるあいまいな(ごめん)勧め方をしてくれたので出会ってしまいましたこの本に。 勘だけど、こういった偶然の邂逅って、ヒット率高い。そうしてこれも。 わかったそうか、あたしが諸星作品に完全にシンクロできなかったのは、主人公がごろっとしたもっさいフォルムのおっさんばっかりだったからだ。ははーん。 というわけでこの本には、大いにシンクロしました。主人公は女子高生。ちょっと古いにおいのする、イマドキとはかけ離れた二人、でも、それがいい!だってまさに、あたし、こんな感じの女子高生だったもん。ちょっともっさくてでも真剣で、好奇心だけはぱんぱんにあって無鉄砲だけど臆病で。 そうして本が好きだった。へんな本もレンアイモノも、むしろ今以上に柔軟に読んでいたかも。 なんてノスタルジックに思い出しながら、読むこの本は楽しかった。 なんと表現しようかな、うーん、いわばそうね、マンガになったNHK教育って感じだろうか。 短編で1つ1つきちっと落ちるから、安心して読める。安定した性格の紙魚子と、昔のあたしみたいに地味目なんだけど結構無茶する勢いのある栞のペアが、おいおい尋常じゃございませんよ?という不思議な日常を、割とひょうひょうと泳ぐ楽しさがたまんない! 元・女子高生とか読書好き、オカルト好きとかにはお勧めです。そうしてちょこっと、オカルトの中にもユーモアの味付けの好きな、複雑なテイスト好みの人ならなおさら。くくくくって笑う頃にはきっとあなたも、彼女たちのファンになってると思いますよ。 あたしみたいに!
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