ばいばい、アース(2) 懐疑者と鍵 角川文庫

冲方丁(著者)

• 販売会社／発売会社: 角川書店/角川グループパブリッシング
• 発売年月日: 2007/10/24
• JAN: 9784044729042

商品レビュー

2023/08/02

「兇行。華やかなること」
剣技の舞は互いを刻み。
一度完膚なきまでに敗北しているからこそ、闘いの相手に選んだのかもしれないな。

「沈黙。奏でぬ鍵」
問すらも朽ちていった。
今はまだ開くことが出来なくとも、望み続ければ再び挑戦できるかもしれないよな。

「対峙。爪先立ちて望みしは」
造られたのは自身の剣。
最後に会ったであろう人物になったら、何か出来たのではと後悔する事は多いだろ。

2020/07/21

冲方さんの初期の頃のSF
マルドゥック・スクランブルから、こっちに飛んできた。
言葉の使い方が特徴的で、なかなか難しい。
でも物語は理解できるし、サクサク読める不思議。
ちょっと中だるみ。

2013/10/16

２巻目。
この巻の中心は、アドニスかな。

矛盾すら、はじめから組み込まれるようにプログラムされたシステム。
今、自分がやっていることすら、決められた道なのか？それとも、そこから抜け出せているのか？

でも、それすらが、もう１つ大きなシステムの一部なのかも。