商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2006/04/01 |
JAN | 9784001108248 |
- 書籍
- 児童書
トムは真夜中の庭で
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トムは真夜中の庭で
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商品レビュー
4.4
32件のお客様レビュー
「トムは真夜中の庭で」フィリパ・ピアス著・高杉一郎訳、岩波書店、1967.12.05 306p ¥1,995 (2024.07.04読了)(2024.06.21借入)(2012.08.24/52刷) この作品は、1958年にイギリスで刊行されました。戦後の作品ですね。 時々紹介さ...
「トムは真夜中の庭で」フィリパ・ピアス著・高杉一郎訳、岩波書店、1967.12.05 306p ¥1,995 (2024.07.04読了)(2024.06.21借入)(2012.08.24/52刷) この作品は、1958年にイギリスで刊行されました。戦後の作品ですね。 時々紹介される本なので、そのたびに読もうと思うのですが、いつの間にか忘れてしまいます。Eテレの「理想的本箱」で紹介されたので、この機会に読んでしまうことにしました。 トムが、過去の人たちと真夜中の庭で、交流する話でした。いい夏休みを過ごしましたね。 トム・ロング この本の主人公 ピーター トムの弟 アラン・キットスン トムのおじさん(二階に住んでいる) グウェン トムのおばさん バーソロミュー夫人 キットスン家の家主(三階に住んでいる) ヒューバート ジェームズ エドガー ハティ アベル ●「時」(225頁) 「人間は、それぞれべつべつな『時』をもっているって。もちろんほんとうはだれの『時』もみんなおなじ『時』のなかの小さな部分だけど。」 「だからぼくは、わけはよくわからないけど、だれかよその人の『時』のなかへ、『過去』のなかへあともどりしてはいっていくことができるんだ。でなけりゃ、こういってもいいけど、……」 「あの子の方がさきへすすんできて、ぼくの『時』のなかにはいることができる。ぼくの『時』は、あの子には未来に思われるかもしれないけど、ぼくにとっては現在なんだ。」 (作者は、このように理屈付けしているけど、よくわかんないよね。) 【目次】 1 家を遠くはなれて 2 大時計が十三時をうつ 3 月の光のなかで 4 日の光のなかで 5 露のなかの足あと 6 ドアを通りぬける 7 ピーターへの報告 8 いとこたち 9 ハティ 10 いろいろな遊びといろいろな話 11 川は海へそそぐ 12 ガチョウたち 13 今はこの世にいないバーソロミューさん 14 辞典をしらべる 15 塀の上からの眺め 16 木のなかの家 17 ハティをさがしもとめる 18 窓に横木が二本わたしてある寝室 19 つぎの土曜日 20 天使のことば 21 いつも「時」のことばかり 22 約束を忘れる 23 スケートの旅 24 トムとピーターがひょうっこり顔をあわせる 25 最後のチャンス 26 あやまりにいく 27 トム・ロングにきかせた話 訳者のことば 「真夜中の庭で」のこと フィリパ・ピアス ☆関連図書(既読) 「極光のかげに」高杉一郎著、岩波文庫、1991.05.16 (アマゾンより) 友だちもなく退屈していたトムは、真夜中に古時計が13も時を打つのを聞き、ヴィクトリア時代の庭園に誘いだされて、ふしぎな少女と友だちになります。歴史と幻想を巧みに織りまぜた傑作ファンタジー。
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序盤は読むのが退屈だった。 けど、“古い洋館”と“時空を超えた友情“、大好物なんですね。 後半は面白く読めた。 『思い出のマーニー』や『ふたりは屋根裏部屋で』が好きなひとはきっと好き。
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トムとハティが出会うまでは、癖のある登場人物ばかりでなかなかストーリが進まないなと思いましたが、後半は素敵な展開でした。 子供の頃の空想なのか現実なのか今となってはわからない思い出ではなく、ちゃんとつながって終わるのがよかったです。
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