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五月三十五日 ケストナー少年文学全集5
1,650円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1962/06/16 |
JAN | 9784001150551 |
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五月三十五日
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五月三十五日
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商品レビュー
4.2
12件のお客様レビュー
何度読んでも愉快。特にペータージーリエが好きなので、ここのくだりがもっと長くてもいいのに。 電気の国あたりはとっくに実現しているあたり、ケストナーには先見の明があった。
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「ごばんじま」はつまりチェス盤ってことで、「碁が打てる」というのは、チェスが打てるということね。 翻訳された1962年当時では、チェスって訳しても通じないだろうって思われたんだろうな。 でも、碁盤は白黒じゃないから、囲碁を知ってる子ほど混乱しただろうな。 挿絵があるから実際どうな...
「ごばんじま」はつまりチェス盤ってことで、「碁が打てる」というのは、チェスが打てるということね。 翻訳された1962年当時では、チェスって訳しても通じないだろうって思われたんだろうな。 でも、碁盤は白黒じゃないから、囲碁を知ってる子ほど混乱しただろうな。 挿絵があるから実際どうなってるのかはわかるけどさ。 空想を広げるときに、どこまでナンセンスになれるかというのは、才能である気がする。 空想の翼はよく常識に縛られてしまうから。
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「五月三十五日のことでした。」から始まる、ナンセンスかつ荒唐無稽な物語。自由自在な想像力を生み出すケストナーの面目躍如。 南洋について作文を書かなければならないコンラート少年が、おじさんと馬と冒険の旅に出かける(タンスを通って出かけるのは、ナルニアのオマージュなのか?)。途中で訪...
「五月三十五日のことでした。」から始まる、ナンセンスかつ荒唐無稽な物語。自由自在な想像力を生み出すケストナーの面目躍如。 南洋について作文を書かなければならないコンラート少年が、おじさんと馬と冒険の旅に出かける(タンスを通って出かけるのは、ナルニアのオマージュなのか?)。途中で訪れるいくつもの国は、シニカルなアイロニーが隠れている。おそらく、子どもが読む時と、大人が読むのでは、かなり印象が違うのではと思う。 特に、子どもを苦しめる大人たちに対して、ケストナーの怒りを感じる。現代の親たちも、今一度、子どもの気持ちに立ち返って、向き合ってみてはどうだろうか。
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