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パンドラ'Sボックス 光文社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2007/10/10 |
| JAN | 9784334743192 |
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パンドラ'Sボックス
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パンドラ'Sボックス
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商品レビュー
3.4
12件のお客様レビュー
北森鴻の短篇&エッセイ集『パンドラ'S ボックス』を読みました。 北森鴻の作品は、昨年11月に読んだ『香菜里屋を知っていますか 香菜里屋シリーズ4〈新装版〉』以来ですね。 -----story------------- 短編の名手・北森マジックの原点! デビュ...
北森鴻の短篇&エッセイ集『パンドラ'S ボックス』を読みました。 北森鴻の作品は、昨年11月に読んだ『香菜里屋を知っていますか 香菜里屋シリーズ4〈新装版〉』以来ですね。 -----story------------- 短編の名手・北森マジックの原点! デビュー作を含む、初期傑作7編! 画壇の若き寵児(ちょうじ)が突然、不可解な焼身自殺を遂げた。その死に秘められた驚くべき秘密とは?(「仮面の遺書」) 大阪府警に届いた殺人を告白する手紙。少女の死体を古墳の稜墓(りょうぼ)に埋めたというのだ。捜査は、専門家による発掘調査を終えてからと命じられた刑事は……(「踊る警官」)。 大胆な着想と鮮やかな謎解き! デビュー作を含む初期短篇7作と、エッセイ7編を収録。 ----------------------- 2000年(平成12年)に刊行された作品…… 初期の未収録短編を集めてそれぞれに詳細な自解を加えた一冊です。 ・作者口上 ■仮面の遺書 ・短編デビューまで ■踊る警官 ・長編デビュー前後 ■無残絵の男 ・トリック嫌い ■ちあき電脳探てい社 ・錬金術師・1996 ■鬼子母神の選択肢 ・『狐罠』のころ ■ランチタイムの小悪魔 ・作家というお仕事 ■幇間二人羽織 ・作家交遊録 ・カッパ・ノベルス版 あとがき ■怪説 はざま隆治 画壇の寵児が突然の自殺を遂げた!その死に秘められた謎とは?(『仮面の遺書』)……警察に届けられた殺人者からの告白文。その衝撃の内容から、日本の古代史の謎にメスが!?(『踊る警官』)、、、 大胆な着想と、鮮やかな謎解き! 読者に息つく暇さえ与えぬ、卓抜なストーリー展開! 短編の名手が放つ、デビュー作から今日までの珠玉の短編七本を収載! さらに、各々の短編に合わせ、作家の肉声をユーモアと哀感をこめて書き下ろしたエッセイを掲載! フィクションとノン・フィクションが絶妙に融合したクロス・オーバー・ノベルス、ここに誕生。 初期の作品とエッセイが綴られた作品集……短篇7篇とエッセイ7篇が交互に収録されています、、、 エッセイでは、デビュー頃の仕事の様子や若いころにハードな仕事をしていた様子が語られており、興味深い内容でしたね……短篇では、デビュー作で犯人の職業ならではのトリックが印象深い『仮面の遺書』と、犯人の真の目的が明らかになる衝撃的なエンディングと大阪弁が印象に残る『踊る警官』が面白かったですねー 北森鴻の作家としての幅広い才能を垣間見ることができる一冊でした。
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〇 概要 これまで文庫未収録だった作品を集め、巻末にエッセイを収録した短編集。作品の出来は全体的に突出して高いわけではないが、北森鴻の初期作品やシリーズの原型となる短編が読める資料的価値がある一冊。エッセイも面白く、北森鴻ファンなら十分楽しめる内容。逆に、北森作品を読んだことがない人は無理に読む必要はないだろう。北森鴻ファンとして、おまけ込みで★3。 〇 仮面の遺書 暗号解読をテーマにした短編で、北森鴻の幻のデビュー作。主人公は暗号を解読するが、その結果、犯人自身の犯罪が露見してしまい、暗号を解いた人物まで殺害されるというオチ。暗号が「解けること」自体が犯人にとって致命傷になるという発想は意外性があり、本書では比較的印象に残った。 〇 踊る警官 「Y塚山御陵に死体を埋めた」と嘘の供述をして警察に一度捜索させ、その後、本当の埋葬場所に妻の死体を埋めるというトリック。一度調べた場所はもう調べないという心理だけで一本の短編を成立させている。アイデアは面白く、北森鴻の構成力は感じるが、作品としては及第点程度。 〇 無残絵の男 江戸から東京へ移り変わる時代を舞台にした作品。直助が元次を殺そうとし、市松を身代わりに立てた結果、元次は市松を殺害してしまう。ダイイングメッセージには月岡芳年の無残絵が使われ、最後に探偵助手が月岡芳年本人だったことが明かされる。歴史上の人物を取り入れた趣向が印象的 〇 ちあき電脳探てい社 『小学三年生』掲載作品。幽霊騒ぎの真相は、逃げたペンギンを世話していた同級生だったというもの。宝の地図も登場するが、実は校長先生が子どもの頃に描いたものだった。児童向け作品なので資料的価値はあるが、大人向けとしては物足りない。 〇 鬼子母神の選択肢 有馬次郎と折原けいが登場する、大悲閣千光寺を舞台にした作品で、「裏京都シリーズ」の原型とされる短編。N社の「爆弾」を盗み出して自殺した河北の事件を描く。真相は、「爆弾」と呼ばれていた情報が、ソノシート状のフロッピーとして電動茶筒の中に隠されていたというもの。シリーズ誕生前の雰囲気を味わえる。 〇 ランチタイムの小悪魔 『女性自身』掲載作品。占いを気にし過ぎる男性と、その恋人を描いた恋愛ミステリ。女性は新聞の占いを読ませないように奔走するという、たわいない日常の出来事を膨らませた作品。軽い読み物という印象。 〇 幇間二人羽織 久生十蘭『顎十郎捕物帳』シリーズのパスティーシュ。アリバイものの構成で、本当は双子が別々のトリックを使ったように見せかけ、その裏で本命の犯罪を実行していたという真相。趣向は悪くないが、この作風はあまり好みに合わず、北森鴻作品としても及第点以下という印象だった。
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寄せ集めなんですが、それぞれ違う趣向で楽しめました。「踊る警官」「ランチタイムの小悪魔」が好きです。
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