商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東洋書林 |
発売年月日 | 2007/10/10 |
JAN | 9784887217300 |
- 書籍
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グリニッジ・タイム
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グリニッジ・タイム
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
今当たり前に使っている時間、時計には、様々な歴史があって、膨大な人々が関わっているんだなと実感。 時間の概念の成り立ちから、時計の技術的変遷、グリニッジが標準時間に至るまでの過程などなど、時間に関わるさまざまなストーリーが詳細に解説されていました。 翻訳でありがちな不自然な日...
今当たり前に使っている時間、時計には、様々な歴史があって、膨大な人々が関わっているんだなと実感。 時間の概念の成り立ちから、時計の技術的変遷、グリニッジが標準時間に至るまでの過程などなど、時間に関わるさまざまなストーリーが詳細に解説されていました。 翻訳でありがちな不自然な日本語が多くて読みづらかったのと、前半の経度の測定の話なかなかわかりにくくて途中離脱しそうにはなったが、最後まで読んでよかった。 第5章の国際子午線会議の話では、各論点とそれに対する各国の主張が細かく解説してあり、そこまでの背景を踏まえて読むととても興味深く面白かった。 読むのは大変だったけど、読んだ後にとても満足感がありました。
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世界の時刻の基準として知られるグリニッジ天文台。その天文台がつくられた経緯や、その後の標準時の制定に向けての歴史を、豊富なエピソードを交えて綴っています。 標準時の本はクロノメーター(航海用精密時計)の開発に焦点が当てられることが多いのですが、本書は鉄道の発展が国内での標準...
世界の時刻の基準として知られるグリニッジ天文台。その天文台がつくられた経緯や、その後の標準時の制定に向けての歴史を、豊富なエピソードを交えて綴っています。 標準時の本はクロノメーター(航海用精密時計)の開発に焦点が当てられることが多いのですが、本書は鉄道の発展が国内での標準時制定を促した経緯や、グリニッジ標準時が世界の標準時になり、やがて原子時計の協定世界時に移るまでを取り上げていて、子午線にまつわるサイトを作っている身としても勉強になりました。 良書ではあるのですが、科学用語の翻訳が今一つ曖昧になっている感が惜しまれます。
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グローバル化した今日では必要不可欠時間。グリニッジ標準時間が世界標準になるまでに、天文学、海洋学、数学などの先陣の知恵がちりばめられている。 世界中の人々が行き交うことの無かった時代には、地域ごとの時間があれば問題なかった。 しかし、17世紀頃になり航海が盛んになると、自分の...
グローバル化した今日では必要不可欠時間。グリニッジ標準時間が世界標準になるまでに、天文学、海洋学、数学などの先陣の知恵がちりばめられている。 世界中の人々が行き交うことの無かった時代には、地域ごとの時間があれば問題なかった。 しかし、17世紀頃になり航海が盛んになると、自分の位置を正確に知る必要があった。 そこで、月の位置や太陽の位置を観察し、正午の太陽の位置の差から自分の位置を測定できる方法を考案した。 その観測を行った場所が、イギリスのロンドンにあるグリニッジ天文台である。 この天文台の位置を経度0度とし、経度および時刻の基準(グリニッジ標準時)点した。 現在では、この天文台で観測や時間の発信は行っておらず、不均等な地球の自転の影響を受けない、原子時計に変わった。
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