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ハイジ(上) 岩波少年文庫106
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ハイジ(上) 岩波少年文庫106

ヨハンナシュピリ【著】, 上田真而子【訳】

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ハイジ(上) 岩波少年文庫106

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2003/04/18
JAN 9784001141061

ハイジ(上)

¥880

商品レビュー

4.2

16件のお客様レビュー

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2025/12/11

親類からお荷物認定されたハイジは偏屈ジジイとして知られるアルムの山の祖父に預けられる。爛漫なハイジに周囲の人は惹かれ、救われていく。 ------------------ いつかは読みたいと思っていて、ようやく手にしたのですが、個人的には好きになれるお話ではありませんでした。宗教...

親類からお荷物認定されたハイジは偏屈ジジイとして知られるアルムの山の祖父に預けられる。爛漫なハイジに周囲の人は惹かれ、救われていく。 ------------------ いつかは読みたいと思っていて、ようやく手にしたのですが、個人的には好きになれるお話ではありませんでした。宗教色が強かったり、結局は都会のお金持ちが山に住む貧乏な人たちを支援することで終わってしまうからでしょうか。そのエピソードで最後を埋められてしまうので、それまでのアルプスの豊かな描写やハイジの天真爛漫な様子が一気に残念な結末に収束されてしまった感がありました。 ところでハイジについては、日本人は特に、原作よりもアニメに親しみが強いと思います。原作を読んでみると、アニメの方ではスイスの片田舎の細々した暮らしの描写や、おんじやハイジの性格を補強する細やかなエピソードをふんだんに追加していて実に血の通った作品に昇華されていると思いました。アニメを先に知っていると原作には肩透かしを喰らったように感じるのではないでしょうか。日本のアニメは偉大だなあ。

Posted by ブクログ

2024/12/15

アルムの美しい自然の中で、アルムじいさんと素朴な生活を送るハイジの喜びが、自分のことのように感じられて満ち足りた気持ちになった。高原や花々が夕陽に照らされて輝く景色を見たハイジの感動が忘れられない。 「岩にね、火がもえて、ばらがいっぱい。それから、青い花や、黄色の花。ほら、わた...

アルムの美しい自然の中で、アルムじいさんと素朴な生活を送るハイジの喜びが、自分のことのように感じられて満ち足りた気持ちになった。高原や花々が夕陽に照らされて輝く景色を見たハイジの感動が忘れられない。 「岩にね、火がもえて、ばらがいっぱい。それから、青い花や、黄色の花。ほら、わたし、もって帰ったのよ。見て!」(76)とアルムじいさんに興奮して話すハイジが微笑ましい。その「夕方の火」がどこからくるのかをじいさんに尋ねたとき、「あれはお日さまがなさるんだ。山におやすみをいうとき、いちばんきれいな光を送ってこられる。あくる日の朝またのぼってくるまで、忘れられないようにな。」(78)と答えたじいさんもまた素敵だなー。 村の人々には無愛想で恐れられているアルムじいさんが、ハイジとの暮らしの中で見せる優しさにも胸が温まる。ヤギの乳やチーズのご馳走をつくったり、大工仕事をしてハイジの椅子をつくったり、ペーターのおばあさんの小屋を修理してやったり…。アルムじいさんも、ハイジと暮らすようになって、心に灯りが灯ったよう。それだけに、別離の悲しみは大きかった。 舞台は変わって、クララの家。常識のないハイジがさまざまな事件を巻き起こしながら楽しく過ごす様子が愉快だった。 意地の悪いロッテンマイヤーさんにうるさく言われるけど、ハイジ自身があまり気にしていないから深刻にならずに読める。しかも、ゼバスチャンやゼーゼマンさん、そしてクララのおばあさんが、ロッテンマイヤーさんをうまくやり込めてくれるので気持ちがいい。 クララのおばあさんはすばらしい人で、ハイジに本を読む喜びや神様に祈ることの大切さを教えてくれる。下巻では、ハイジがクララおばあさんに教えてもらったことを、アルムじいさんに伝えて、アルムじいさんをも変えていく。 クララがホームシックにかかるあたりから物語に深みが増す。自分によくしてくれるクララ家の人々に「アルムに帰りたい」なんて言うのは恩知らずではと悩み、誰にも打ち明けられないハイジの苦悩。幼い少女でありながら、優しいハイジだからこそ抱く苦しみに共感を抱き、アルムへ帰してあげたい気持ちが湧き上がってきた。 悩むハイジの心に土足で踏み込まず、「だれにもいえない悲しいことやこまったことがあったら、天の神さまに聞いていただくの。」と、誰かに打ち明けなくてもよい方法でハイジを支えようとするクララのおばあさんは本当にすばらしい。 夢遊病とホームシック両方に対する薬は、すぐに家に帰してあげることだと言い切ったお医者さんといい、医者の忠告を聞き入れたゼーゼマンさんといい、ハイジの人間性やロッテンマイヤーさんの振る舞いをすぐに見抜くおばあさんといい、ものわかりがよくて信頼の置ける大人が多くいる。だから、ハイジがつらい状況にいても、どこか安心して読むことができた。 ペーターのおばあさんやアルムじいさんとの再会の場面は本当に感動的で、胸がいっぱいになった。物語の序盤で「読むことができるようになればいいってねえ。あの上の棚にお祈りの本があってね、そのなかにいい歌がいくつもあるんだけど、わたしゃもう長いこと聞いてない。もうおぼえてもいないしねえ。」(99)と嘆くペーターのおばあさんの言葉が布石となっていて、下巻では読むことを学んだハイジがおばあさんに本を読んでやることができる。その本がおばあさんの心に希望を灯していくさまは心を打つ。 キリスト教の神様への信仰をもつことのすばらしさが感じられる。日本の子どもにはなじみがないかもしれないが、信仰をもつ人が、それゆえに前を向いて生きている姿を読めるのは意義深いと感じる。特に、ミッションスクールであるうちの学校の子どもたちには、ぜひ読んでほしい物語だと強く思った。

Posted by ブクログ

2023/11/12

若い編集者の人にオススメの本を聞いたら 「ハイジ」だという。 ハイジはアニメで見たことがあるような、ないような そんな曖昧な記憶しかなく、手にとってみた。 ハイジが山に帰りたいのだけど うまく言えず、夢遊病になってしまうところ。 なんともせつなく悲しいが、その後の山に戻って 美...

若い編集者の人にオススメの本を聞いたら 「ハイジ」だという。 ハイジはアニメで見たことがあるような、ないような そんな曖昧な記憶しかなく、手にとってみた。 ハイジが山に帰りたいのだけど うまく言えず、夢遊病になってしまうところ。 なんともせつなく悲しいが、その後の山に戻って 美しい自然と優しい人たちの中で心が戻っていく シーンでまた涙して、本当にステキな物語だった。 心が洗われるようだった。というのはこういう 作品に言うのかと思った。素晴らしかった。

Posted by ブクログ

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