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タイムマシン SF名作コレクション2
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩崎書店 |
発売年月日 | 2005/10/01 |
JAN | 9784265046522 |
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タイムマシン
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商品レビュー
3.4
7件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
クソガキの頃の私にとってタイムマシンと言えば引き出しの中にあるドラえもんのアレだった。 それは太古の恐竜時代から科学の進歩した夢溢れる未来世界までどんな時代へも行ける夢のマシンであると同時に過去や未来を改変しようとすれば途端に面倒なことが起こる諸刃の剣でもあった。 だが本作のタイムマシンは未来にしか行かない。 そして夢溢れる未来どころか逆に全体的に衰退した人類の終わりしか見せてくれない。 普通タイムマシン作ったらまずは過去に行くと思うのだがそれはさておき、このような話がクソガキにとって面白いわけがない。 大人になってから読むと未来世界に対する深い洞察力に感心する…なんて思っていた頃もあったが、更にオッサンになってから読むと一周してつまらなくなった。 本作はSFの皮を被った異世界ファンタジーであり、この時間旅行者もタイムマシンを発明した割には行動があまりにバカ過ぎるので読んでいてイライラする。 「およげことりちゃん」等、後続の時間SFに与えた影響は大きいのだが私には関係ない。 タイムパラドックスの一つでも仕込んでおれば最高評価だったんだがなあ。
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映画で観たモーロックは恐ろしい化け物だったが、本作ではタコ殴りで撃退できちゃうところが緩くて微笑ましい。恐竜のいる世界や、月世界は、ヴェルヌやドイルも書いてるけど、タイムマシンはウェルズの発想が素晴らし過ぎるでしょ!古典中の古典だけど、面白かった。
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80万年後の未来。 地球は、地上人”エロイ”族と、地底人“モーロック”に分かれ、前者は後者に「食われる」ことがあった。 地味だけど、妙に「残る」。 恋愛と行っても少女と偏屈な博士の”淡い交流”ぐらい。 モーロックと戦うといっても森を”焼く”ぐらいで派手な戦闘シーンは...
80万年後の未来。 地球は、地上人”エロイ”族と、地底人“モーロック”に分かれ、前者は後者に「食われる」ことがあった。 地味だけど、妙に「残る」。 恋愛と行っても少女と偏屈な博士の”淡い交流”ぐらい。 モーロックと戦うといっても森を”焼く”ぐらいで派手な戦闘シーンはない。 それでも博士の人間への”輝かしい理性”への信仰が砕かれ、人類が野蛮な獣性を保持していると知った失望感が後を引く。
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