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イスラム金融入門
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イスラム金融入門

吉田悦章【著】

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イスラム金融入門

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋経済新報社
発売年月日 2007/10/10
JAN 9784492443439

イスラム金融入門

¥1,980

商品レビュー

3.4

11件のお客様レビュー

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2015/03/26

吉田悦章著「イスラム金融入門」東洋経済新報社(2004) 最近、勉強し始めたのですが、、、面倒な金融です。 一方で、それは宗教ですので、自分になにが言えるのかといえばなにも言えず。。。ただ、大きなマーケットと需要はこれからもどんどん伸びていくと実感しています。 *イスラム金...

吉田悦章著「イスラム金融入門」東洋経済新報社(2004) 最近、勉強し始めたのですが、、、面倒な金融です。 一方で、それは宗教ですので、自分になにが言えるのかといえばなにも言えず。。。ただ、大きなマーケットと需要はこれからもどんどん伸びていくと実感しています。 *イスラム金融は、その名の通りイスラムと密接な関連をもつ。ところが、必ずしもイスラム教徒のためだけの金融ではない。非イスラム国政府の取り組みも目立つ。わが国における最近の高まりは、遅すぎる感さえあるくらいだ。イスラム金融先進国はマレーシアである。 *イスラム金融の社会的意義として、慎重論がある。(1)昨今のイスラム金融の成長は、たまたま原油高で急増した需要に引っ張られただけであり、原油価格が元の戻れば市場は縮むという指摘だ。確かにその通りだがそれ以上に、イスラム諸国の経済成長や高めの人口増加率、そして根強いイスラム回帰の動きを背景に宗教心の高まりによって需要面はこれからも上がることが予測できる。(2)イスラム金融は金融の呼称を変えているだけで、本質的な合理性がなく実態をともなわないという指摘だ。確かにその通りだが、イスラム金融は新しい金融取引ではなく、これがイスラムの金融であり、グローバル化に対してのコミュニケーションのツールと考えてよい。(3)イスラム禁輸では商品売買や投資などの実体取引を絡ませるひつようがあり、ストラクチャーの組成に手間がかかり、シャリア適格認定のプロセスにも時間がかかるため一般の金融取引に比べて取引コストの面で不利といった指摘。これはもっともな指摘である。一般金融に対して追加的な取引コストが生じる点は排除できない。しかりイスラム金融は効率性のみを追求するものでもない。それは宗教性を考慮した結果であり、イスラム金融の存在意義はその宗教性の考慮にこそある。(4)シャリア学者によってシャリアの解釈が異なり、取引の適格性も変わってくるため、取引の不確実性が高いという指摘もある。これも効率性という観点では(3)と同じ議論となろう。

Posted by ブクログ

2012/06/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

利子の無い金融って言われてるそうです。 その仕組みとしては、利子を別の概念に置き換えるとか。 宗教的バックボーンがない日本では名称が違う、ぐらいの違いかもしれないけど、それこそ世界に出ていく上で大切なんじゃないかなってほんでした。 これ2005年の本だからなぁ…いまどうなってんだろう

Posted by ブクログ

2011/12/31

(以前別所に書いたもの) 読んだきっかけは、私が金融を(さわりだけ)勉強してるのと、あと宗教について学ぶのが好きだから! 世界史と宗教が好きなのは結構本当みたい。全然本腰入ってないけど。何度もぶり返すやつはブームじゃないわ。 中身については本当にイスラム金融の基礎の解説。 ...

(以前別所に書いたもの) 読んだきっかけは、私が金融を(さわりだけ)勉強してるのと、あと宗教について学ぶのが好きだから! 世界史と宗教が好きなのは結構本当みたい。全然本腰入ってないけど。何度もぶり返すやつはブームじゃないわ。 中身については本当にイスラム金融の基礎の解説。 イスラム教の聖典コーランでは、リバー(利子)は禁じられているから、保険や株式などの金融商品には抵抗のあるムスリムが多く、そこで編み出された金融商品のかたち。 イスラムというと距離感を感じるけども、実態は普通に売買されている金融商品とあんまり変わらなくて、シャリア適格になるように実態のある取引を伴うなどといった形になっている。 サウジアラビアなど中東の国々はもちろん、ムスリムの多い東南アジアでも多く広まっている(特にマレーシアは東南アジアにおけるイスラム金融の中心)。また近年では欧米や中国・日本など非イスラム教圏でも多く広がりを見せている。 現地での日本企業進出の先駆として東京海上日動の事例を紹介。ムスリムとの商談は意外と「日本流」が通じるというのが意外だった。日本人の私達が中東の人々に対して感じているよりも、あちら側はこちらのことをアジア人として認識してくれているらしい。抵抗感を持たずに、文化を理解しようとする気持ちが大事。 この本は出たのが07年なので、ドバイの様子とか、あまりにバブル感を帯びていて、その辺はちょっと今と感じが違うかな。 ドバイは一度くらい行ってみたいです。なんとなく。 今ってオイルマネーはどんなもんなのかしら。 ともかく、イスラム圏との金融的繋がりを強めてオイルマネーをこっちに流しこむという方法がありそうだ。 教科書的に覚えようとしたって時間ムダにするだけじゃない!?って途中で気づいてから読むスピードを早めました(ちょっとだけ)。

Posted by ブクログ

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