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愛には少し足りない 集英社文庫
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愛には少し足りない 集英社文庫

唯川恵【著】

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愛には少し足りない 集英社文庫

523

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 2007/09/25
JAN 9784087462104

愛には少し足りない

¥523

商品レビュー

3.3

25件のお客様レビュー

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2025/01/24

欲に忠実に自由奔放に生きるのも、見せかけの愛でも自身を無理に納得させて生きるのも、結局自分がやりたいことをしていることに変わりはない。最も、そこにモラルや常識などはない。あ〜刺さる! と、うんうんと共感しながら読んでしまったのは自分が歳をとったからだからだろうか。

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2023/03/30

ずいぶん前に読み終えてしまってた。 で、ちょっと前であるにもかかわらず、どんな本だったかまったく印象がない。 たぶん共感できず、つまらなかったんだと思う。 が、無理やり思い出してみると・・・ 普通のOLが、ダンスをする個性的な女性に惹かれて夜は別人格になり、予定されていた結婚...

ずいぶん前に読み終えてしまってた。 で、ちょっと前であるにもかかわらず、どんな本だったかまったく印象がない。 たぶん共感できず、つまらなかったんだと思う。 が、無理やり思い出してみると・・・ 普通のOLが、ダンスをする個性的な女性に惹かれて夜は別人格になり、予定されていた結婚観を変えていく・・・みたいな。 まあ、自分を変えてみたいという願望はわからんでもないが、常識外れもほどがある。

Posted by ブクログ

2023/01/09

結婚を望み、平凡で安定した生活を望んでいた早映。望んでいたものが手に入る中で数年前に偶然から命を救った麻紗子をとの再会により少し運命が変わる。 麻紗子は情熱的で生きることも死ぬことも同じうように扱い、自分の欲するままに男とセックスし、自由に生きていた。 麻紗子は自由で刺々しい。発...

結婚を望み、平凡で安定した生活を望んでいた早映。望んでいたものが手に入る中で数年前に偶然から命を救った麻紗子をとの再会により少し運命が変わる。 麻紗子は情熱的で生きることも死ぬことも同じうように扱い、自分の欲するままに男とセックスし、自由に生きていた。 麻紗子は自由で刺々しい。発する言葉には毒が含まれているようだが彼女の経験から出る自信にみなぎった言葉に圧倒される。自らを信頼している人の激しく力強い言葉は心に突き刺さる。 麻紗子の死をきっかけに早映は自分の内なる欲望に素直になり、光を影をどちらも楽しむようになる。そこに足を踏み込めば簡単には抜けられない。 ☆ 最終章で心をえぐられた。幸せな生活のが光というのならば、必ず影もあるがそれは簡単に善悪で区別できるようなものではない。 自分の内なる欲望には気づかなければ、もしくは知らなければいいのか。いつか気づいて絶望し諦めるのか。 この物語を読み進めながら読んでいる自分の欲望はどうなのかと見つめなおした。 この本との出会いだって偶然だ。人生は偶然の出会いでいくらでも変わっていく。必然かのように。 恋愛小説といえども本作は官能的・衝動的で光と影がある。セックスの最中の人間はとても敏感になり夢中になる。終わればまた日常に戻る。その対比がとても心を楽しませてくれる。

Posted by ブクログ