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愛には少し足りない の商品レビュー

3.3

24件のお客様レビュー

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2023/03/30

ずいぶん前に読み終えてしまってた。 で、ちょっと前であるにもかかわらず、どんな本だったかまったく印象がない。 たぶん共感できず、つまらなかったんだと思う。 が、無理やり思い出してみると・・・ 普通のOLが、ダンスをする個性的な女性に惹かれて夜は別人格になり、予定されていた結婚...

ずいぶん前に読み終えてしまってた。 で、ちょっと前であるにもかかわらず、どんな本だったかまったく印象がない。 たぶん共感できず、つまらなかったんだと思う。 が、無理やり思い出してみると・・・ 普通のOLが、ダンスをする個性的な女性に惹かれて夜は別人格になり、予定されていた結婚観を変えていく・・・みたいな。 まあ、自分を変えてみたいという願望はわからんでもないが、常識外れもほどがある。

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2023/01/09

結婚を望み、平凡で安定した生活を望んでいた早映。望んでいたものが手に入る中で数年前に偶然から命を救った麻紗子をとの再会により少し運命が変わる。 麻紗子は情熱的で生きることも死ぬことも同じうように扱い、自分の欲するままに男とセックスし、自由に生きていた。 麻紗子は自由で刺々しい。発...

結婚を望み、平凡で安定した生活を望んでいた早映。望んでいたものが手に入る中で数年前に偶然から命を救った麻紗子をとの再会により少し運命が変わる。 麻紗子は情熱的で生きることも死ぬことも同じうように扱い、自分の欲するままに男とセックスし、自由に生きていた。 麻紗子は自由で刺々しい。発する言葉には毒が含まれているようだが彼女の経験から出る自信にみなぎった言葉に圧倒される。自らを信頼している人の激しく力強い言葉は心に突き刺さる。 麻紗子の死をきっかけに早映は自分の内なる欲望に素直になり、光を影をどちらも楽しむようになる。そこに足を踏み込めば簡単には抜けられない。 ☆ 最終章で心をえぐられた。幸せな生活のが光というのならば、必ず影もあるがそれは簡単に善悪で区別できるようなものではない。 自分の内なる欲望には気づかなければ、もしくは知らなければいいのか。いつか気づいて絶望し諦めるのか。 この物語を読み進めながら読んでいる自分の欲望はどうなのかと見つめなおした。 この本との出会いだって偶然だ。人生は偶然の出会いでいくらでも変わっていく。必然かのように。 恋愛小説といえども本作は官能的・衝動的で光と影がある。セックスの最中の人間はとても敏感になり夢中になる。終わればまた日常に戻る。その対比がとても心を楽しませてくれる。

Posted byブクログ

2022/08/10

高校生の時に読書感想文が書きたくて借りた本、思ったより重たかった思い出がある。何も知らないからこそ何となくで読むことが出来て読んでて苦しくなることは無かった、でも自分の中で印象深い作品

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2022/05/18

早映と同年代の私にとっては共感の嵐でした。 ちょっとした一文一文がズドンと心に来る。 住んでいるワンルームや会社のデスクを使い勝手良く整えても、結局は借り物に過ぎなくて虚しいとか。 ポワゾンで身内と会った時に現実に引き戻される感じとか。 あとはあるがままに生きるって難しいなぁ。や...

早映と同年代の私にとっては共感の嵐でした。 ちょっとした一文一文がズドンと心に来る。 住んでいるワンルームや会社のデスクを使い勝手良く整えても、結局は借り物に過ぎなくて虚しいとか。 ポワゾンで身内と会った時に現実に引き戻される感じとか。 あとはあるがままに生きるって難しいなぁ。やりたいことをやろうっていうけど、やりたいことが何かわからないことが多いよ。と読みながら思いました

Posted byブクログ

2022/04/25

はじめてこの手の本読んだ。 生々しい描写多くて途中気が滅入りそうになった。けど大人の恋愛ってこんなもん?人による? 麻紗子の気が強いけどどこか寂しげな描かれ方が好きだった。 最後の優子と卓之のはやばすぎる。語彙力ないけどただやばいわ

Posted byブクログ

2020/02/14

やっぱ唯川恵さんの本、好きだなー。 セックスとはなんぞや、愛とはなんぞや、という問いの答えにちょっとだけ近付けたような、そんな気持ちにさせてくれる小説って感じ。 誰も彼もが頭の中で計算しながら上手く生きようと踠いているし、幸せになろうと頑張ってる。 でも、人間には本能も欲も...

やっぱ唯川恵さんの本、好きだなー。 セックスとはなんぞや、愛とはなんぞや、という問いの答えにちょっとだけ近付けたような、そんな気持ちにさせてくれる小説って感じ。 誰も彼もが頭の中で計算しながら上手く生きようと踠いているし、幸せになろうと頑張ってる。 でも、人間には本能も欲もあって。 誰とセックスしようが自分の勝手だけれど、誰かを傷つけたくはない。 そんな我儘を不器用に貫こうとして醜態晒して生きるのが、人間なんだろうなぁ。 セックスの話をしてるのに、なんで愛が出てくるの?という麻紗子の科白には、つい笑ってしまった。 確かに、そうだよねぇ。

Posted byブクログ

2019/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幸せになるためには結婚すべきと決めつけているサエちゃん、そう決めつけるのもどうなのよと思うけど正直自分もそう思ってる節あるよね。。。優子とタクユキの関係もこわい。。。でも結局結婚しちゃうのね、サエちゃん。わかる気がするよ。でもその方が平和な人生。平和な人生がいいのかはわからないけどね。愛には少し足りない、というタイトルがぐっとくるぜ。

Posted byブクログ

2017/12/23

幸せな将来に向けて結婚を決めた31歳の女性が自由奔放に生きる美しい女性に出会ってから今まで認めてなかった自分に気がつく。言い争いの部分がリアルな思想が反映されてて好きだな。愛しい気持ちも打算もウソじゃないし、自由に走った期間もウソじゃない。主人公が現実でいたらどう思うかは分からな...

幸せな将来に向けて結婚を決めた31歳の女性が自由奔放に生きる美しい女性に出会ってから今まで認めてなかった自分に気がつく。言い争いの部分がリアルな思想が反映されてて好きだな。愛しい気持ちも打算もウソじゃないし、自由に走った期間もウソじゃない。主人公が現実でいたらどう思うかは分からないけど、自分は自分で決める主人公は少し羨ましいし肯定したい気持ちになった。 新しい服と完璧なメイクして普段の会社員とは違うものを演じて、出掛けたくなった。

Posted byブクログ

2015/08/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久々に唯川さんの作品を読みました。 現実離れはしています。 早映という一人の女性に焦点を当て、恋愛、結婚という、花道を何の苦難もなく歩むのかと思えば、まさかのどんでん返し。 いくらお金がかかる結婚式でも、いくら周りの人に迷惑がかかるとしても、いくら後ろ指を指されようとも、果たして現実の女性は結婚を選ぶのか。 愛には、少しばかり、足りないことが分かるのです。

Posted byブクログ

2013/02/25

極端な人たちだ。 叔母さんもダンナになるべく人も気持ち悪い。 過去にいっぱい女がいてもいいけど 同時進行は嫌だ。。 しかもダンナの子を生んだ女と 親戚づきあいなんてできない。

Posted byブクログ