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海に帰る日 新潮クレスト・ブックス
2,090円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2007/08/30 |
JAN | 9784105900618 |
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海に帰る日
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商品レビュー
3.3
13件のお客様レビュー
ブッカー賞受賞作ということで入手したんだったかな。あと、ノーベル賞にも近い作家みたいだし。なんだけど、やはり自分には、そのあたりの理解力が無くて、文学の素養も追いつかないみたい。本作も、主人公の視線を軸に、自由自在に時間を行き来するんだけど、やっぱりこういう展開の仕方、個人的には...
ブッカー賞受賞作ということで入手したんだったかな。あと、ノーベル賞にも近い作家みたいだし。なんだけど、やはり自分には、そのあたりの理解力が無くて、文学の素養も追いつかないみたい。本作も、主人公の視線を軸に、自由自在に時間を行き来するんだけど、やっぱりこういう展開の仕方、個人的にはダメみたい。集中して読んでいれば何てこともないのかもしれないけど、であれば、注意を引きつけ続けるだけの求心力を、と思ってしまう。他の作品も是非!とは、ちょっと思わなかったなぁ。
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ブッカー賞受賞で故 児玉清氏が推薦していたとのことだったが、私には高尚すぎて言わんとしているところを理解できなかった。面白くなくは無かったけれど。 ひたすら、えんえんと続く、叙述される主人公の過去と現在を行き交っての脳内独白とも言える言葉を読んでいくのは辛かった。
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小説というものの読み方を自体を変えてくれた本。間違いなく近年アイルランド文学における傑作の一つだろう。幼少期のひと夏の思い出、癌で妻を看取るまでの日々という過去と、再びあの夏を探して季節外れの海辺へとやってきた私の現在が綯い交ぜに語られる。まるで行きつ戻りつ海岸へと打ち寄せる波の...
小説というものの読み方を自体を変えてくれた本。間違いなく近年アイルランド文学における傑作の一つだろう。幼少期のひと夏の思い出、癌で妻を看取るまでの日々という過去と、再びあの夏を探して季節外れの海辺へとやってきた私の現在が綯い交ぜに語られる。まるで行きつ戻りつ海岸へと打ち寄せる波のように。 ジョイスやウルフの様な意識の流れを感じさせる部分もあるが、バンヴィルの美しい文体に身を任せれば読み終えるのはそう難しくないだろう。ゆっくりと時間をかけて読むことをお勧めします。
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