商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 西村書店 |
発売年月日 | 2007/07/25 |
JAN | 9784890138982 |
- 書籍
- 児童書
黒グルミのからのなかに
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黒グルミのからのなかに
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商品レビュー
3.8
17件のお客様レビュー
死神をクルミに閉じ込める、 最強の子どもの話。 では、ありません。 人はなぜ死ぬのか? 運命を受け入れて生きる意味とは? ほのぼのとした絵とは対照的に いろいろと考えさせられる本でした。
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〝「どうしたの、母さん?」 「私は、もうすぐ死ぬわ」 「何だって!」 「あの人が、じきにやってくるのよ」「・・・あの人って?」「死神よ。あのひとの王国に、私を連れにくるの」・・・母親の薬を買いに出かけた少年ポールが浜辺で出会ったのは、大きな鎌を背中にしょった、黒マントとフ-ド...
〝「どうしたの、母さん?」 「私は、もうすぐ死ぬわ」 「何だって!」 「あの人が、じきにやってくるのよ」「・・・あの人って?」「死神よ。あのひとの王国に、私を連れにくるの」・・・母親の薬を買いに出かけた少年ポールが浜辺で出会ったのは、大きな鎌を背中にしょった、黒マントとフ-ドの老婆だった!・・・〟すべての命には終わりがある、生きとし生けるものの宿命、決して拒むことので出来ない、この世の掟がある・・・儚い人生、限りある人生を垣間見る、スコットランドの民話をもとに描かれた、生と死を考える大人の絵本。
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別冊太陽『こわい絵本』選書 母親の死 を感じる本なので、読み聞かせには不向き。 子どもに合ったタイミングで、その子と信頼関係のある大人が、無理なく必要な時に読んであげたらいいと思う。 「スコットランドの民話をもとにした、いのちのおはなし。かあさんを連れ去ろうとやってきた死...
別冊太陽『こわい絵本』選書 母親の死 を感じる本なので、読み聞かせには不向き。 子どもに合ったタイミングで、その子と信頼関係のある大人が、無理なく必要な時に読んであげたらいいと思う。 「スコットランドの民話をもとにした、いのちのおはなし。かあさんを連れ去ろうとやってきた死神に、ポールはとびかかった。カマを奪って攻撃すると、死神は縮んで小さくなった。それを黒グルミの殻に入れて海に捨ててから、この世の流れがとまってしまった。動物も植物も死ななくなりタベルものがない。生きているものがもつ、ただひとつのおきてを取り戻すために、ポールは黒グルミを探しに行く。けれどもそれは母との別れも意味している。」
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