商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 阪急コミュニケーションズ/阪急コミュニケーションズ |
発売年月日 | 2007/08/06 |
JAN | 9784484071039 |
- 書籍
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女が男を厳しく選ぶ理由
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女が男を厳しく選ぶ理由
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
人間の本性は、私たちの祖先の過去の体験の集積であり、それが現在の私たちの考えや感情、行動に影響を与えているのだ。 2つ目は、人間の本性は普遍的なものであり、私たちの考えや感情や行動はかなりの部分、すべての人間に共通する 人々の悲喜こもごもは本質的には同じなのだ。 この本では...
人間の本性は、私たちの祖先の過去の体験の集積であり、それが現在の私たちの考えや感情、行動に影響を与えているのだ。 2つ目は、人間の本性は普遍的なものであり、私たちの考えや感情や行動はかなりの部分、すべての人間に共通する 人々の悲喜こもごもは本質的には同じなのだ。 この本では、体験と環境の影響はほとんど無視して、人間の本性を重点的に扱う。 生物学的要因に重点をおく 進化心理学は、人間の本性を扱う新しいサイエンスである、日常生活でよく体験する事柄や社会現象、社会問題をとりあげ、進化心理学の立場から説明を試みる。 科学のアイデアなり理論的を評価する正当な基準は二つしかない。論理と証拠だ。 だめな父親は多いのに、だめな母親は少ないのはなぜか、 なぜ暴力的な犯罪者はほぼ例外無しに男なのか、 女性は男性より脂肪が多い ステレオタイプ 甘いものや脂っこいものを好む傾向を断ち切れない ヒトは一万年前からあまり進化していない 一夫多妻は女にとって、一夫一妻は男にとってメリットがある(結婚) ハンサムな男が夫に向かない 世の中は公正ではなく、政治的に正しくもない(政治と経済と社会) 女性は男性よりも信心深い(宗教と紛争) 資源格差の大きい社会は、一夫多妻となり、より平等な社会では一夫一妻となる ハンサムな男は婚外のせっくすをする回数が多く、結婚生活を大事にしないという結果が出ており、ハンサムな男は、恋人としては良くても、夫には向かない ママのbabyは、パパにとってはMaybe 母性は確実だが、父性は確かめようがない 男たちのすることはほぼ全て突き詰めていけばその根源には「女の気を引くため」という動機がある。男たちはもてたい一心で頑張る。女にイエスと言ってもらうために身を削って奮闘する。
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面白い。 人間の行動や社会のあり方などを進化心理学の立場から、解説する。繁殖戦略に最適化するように人類が進化した結果が、私たちと説く。 やや強引な分析もあるように感じたが、全体的にとても面白い。銃、鉄、病原菌を読んだ時のような、新たな視点を取得感が強い。 サピエンス全史で、女性の...
面白い。 人間の行動や社会のあり方などを進化心理学の立場から、解説する。繁殖戦略に最適化するように人類が進化した結果が、私たちと説く。 やや強引な分析もあるように感じたが、全体的にとても面白い。銃、鉄、病原菌を読んだ時のような、新たな視点を取得感が強い。 サピエンス全史で、女性の方が統治能力に優れている点が多いとも判断できるのに、なぜ女帝や女王の事例が少ないか謎である、という趣旨の記述がありましたが、本書でその答となる仮説のひとつが示されているよう思う。 改訂版のタイトルの方が本書の内容に即している。
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面白かった。なぜ若い独身女性の趣味は旅行になりやすいのか、なぜ特定の宗教に自爆テロが集中しているのか、なぜ性犯罪の被害者は圧倒的に女性が多いのか。。そして未だなお説明できない点についても言及しています。星マイナス一つはやや欧米中心主義を感じたから。。
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