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川の光
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川の光

松浦寿輝【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社/中央公論新社
発売年月日 2007/07/25
JAN 9784120038501

商品レビュー

3.7

50件のお客様レビュー

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2022/04/24

人間による河川工事によって住処を奪われてしまった、クマネズミのチッチ・タータ・お父さんは、新しい住処を探しに大冒険へでる。 チッチ達は、敵のドブネズミに捕まったり、大雪のなか遭難してしまい、命を落としかけたりと、さまざまな危険を乗り越える、小さな命の物語である。 僕は、この物語...

人間による河川工事によって住処を奪われてしまった、クマネズミのチッチ・タータ・お父さんは、新しい住処を探しに大冒険へでる。 チッチ達は、敵のドブネズミに捕まったり、大雪のなか遭難してしまい、命を落としかけたりと、さまざまな危険を乗り越える、小さな命の物語である。 僕は、この物語を読んで、人間よりも遥かに小さいネズミが多くの危険を乗り越えて必死で新たな住処を探しに行くという話に、今まで読んできた動物が出てくる本と、また違った“生き物の命”を感じた。 また、この本は、『人間による河川工事によって住処を奪われてしまった』というところから、この本は、遠回しに、読者に対して現在、問題になっている『環境破壊』の深刻さを主張していると僕は感じた。

Posted by ブクログ

2019/03/20

ネズミ親子3匹の命がけの大冒険が語られる。それにしても絶体絶命を乗り越える偶然ばかりで、興ざめである。意図的に盛り上げていると感じた。ハッピーエンドはお約束だ。

Posted by ブクログ

2018/01/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

*平和な川辺の暮らしは失われた。晩夏、安住の地を求めてネズミ一家の冒険が始まる。足元で脈動する世界に優しいまなざしを向け、柔らかい魂の手触りを伝える物語* ずいぶん前に読売新聞の連載で読みましたが、当時は毎日続きが気になって気になって。ネズミ一家の話ですが、犬や猫、もぐらや雀など個性豊かな動物たちも魅力的です。タータにチッチ、頑張れ!と何度も手に汗を握る展開、あたたかい読後感、全てが素晴らしいお話です。

Posted by ブクログ

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