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信長と消えた家臣たち 失脚・粛清・謀反 中公新書
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信長と消えた家臣たち 失脚・粛清・謀反 中公新書

谷口克広【著】

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信長と消えた家臣たち 失脚・粛清・謀反 中公新書

924

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社/中央公論新社
発売年月日 2007/07/25
JAN 9784121019073

信長と消えた家臣たち

¥924

商品レビュー

3.4

8件のお客様レビュー

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2021/09/13

織田信長は何故多くの配下を失ったのか。その歩みを辿る。 序章 粛清の城 佐和山城 第一部 挫折   第一章 元亀騒乱の中に消えた武将たち   第二章 越前の騒乱の中で   第三章 抜擢に応えられなかった者たち 第二部 粛清   第四章 伊勢における粛清  第五章 近江における粛清...

織田信長は何故多くの配下を失ったのか。その歩みを辿る。 序章 粛清の城 佐和山城 第一部 挫折   第一章 元亀騒乱の中に消えた武将たち   第二章 越前の騒乱の中で   第三章 抜擢に応えられなかった者たち 第二部 粛清   第四章 伊勢における粛清  第五章 近江における粛清   第六章 天正八年の老臣追放 第七章 北陸国衆の粛清 第三部 反逆   第八章 反逆の中での尾張統一 第九章 将軍との対立の中で   第十章 水野信元と松平信康の切腹   第十一章 信長を見限った外様大名   第十二章 反逆による信長の最期   終章 反逆されやすかった信長 信長家臣人名索引有り。 織田信長の天下布武の行程の裏の、黒歴史というか、 見出しを見ただけでも、いかに多くの人材を失っているかが、 分かるという、消えた家臣たちの悲劇がどっさりな内容です。 反信長包囲網、将軍・義昭の暗躍、一揆、本願寺、離反、 国人衆等々、信長自身が多忙過ぎての目配り不足も。 成功と失敗は隣合わせで、武将の配置が少なかったり、 援軍を送れなかったりで、討ち死。一族郎党滅亡も。 抜擢されても失脚。出世しても失敗すれば追求されて没落。 降参しても処刑。招かれて謀殺。 家中で実績があっても追放、それも昔の事を蒸し返して・・・。 猜疑心が深く、執念深かったという信長自身の性格もあるから、 仕える武将たちの日々は大変だったと、考えてしまいます。 反乱や逃亡を考えるのも、なんか納得。 とにかく、消えた家臣の数の多さにはゾッとしました。

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2017/03/04

栄光に包まれた将がいれば、その途中で失敗して没落した将も居る。かと思えば用済みで消された将もいれば、座して死を待つよりはと謀叛に走る将も居る。戦国時代において最大の急拡張を遂げた織田家というのは人そのものがドラマであり、この本はその織田家において失敗した人たちにスポットを当ててい...

栄光に包まれた将がいれば、その途中で失敗して没落した将も居る。かと思えば用済みで消された将もいれば、座して死を待つよりはと謀叛に走る将も居る。戦国時代において最大の急拡張を遂げた織田家というのは人そのものがドラマであり、この本はその織田家において失敗した人たちにスポットを当てている。成功した人の影にはこのように消えた人たちがいるのだ。

Posted by ブクログ

2014/09/26

谷口さんの信長の家臣シリーズ。今回は失脚、粛清、謀反に焦点を当てている。今までの著作の内容に加えて、伊勢や北陸なんかの国人衆の粛清についてや、信長が反逆されやすかったのかは猜疑心が強すぎることや執念深いことなどの性格が理由であることなどが書かれてる。

Posted by ブクログ

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