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ジャンヌ・ダルク 中公新書
726円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社/中央公論新社 |
| 発売年月日 | 1967/08/25 |
| JAN | 9784121001382 |
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ジャンヌ・ダルク
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ジャンヌ・ダルク
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商品レビュー
3.9
7件のお客様レビュー
少女が神のお告げを受け、軍を率いて戦う姿は、歴史の中でも特異なものです。彼女はオルレアンを解放し、英雄として称えられますが、その後、男装したことや異端者としての烙印により、理不尽な裁きを受ける運命にあります。この物語は、彼女の信仰と愛国心が交錯する中で、当時のカトリック社会の矛盾を浮き彫りにします。特に、男装を選んだ理由が彼女の純潔を守るためであったことは、女性の立場や戦時の風潮を考えさせる要素です。ジャンヌ・ダルクの生涯は、時代を超えたメッセージを持ち、彼女の神秘的な存在感とその悲劇的な結末が、読者に深い印象を与えます。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
当時の権力者に利用され翻弄されるジャンヌ。その結果として英雄として称えられた後に魔女として燃やされ、後で聖人に祭り上げられるという数奇な運命を辿る。 ジャンヌ本はいくつか読んだが、本書は比較的史実に忠実たらんとしている印象だった。
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名前は知っているがオルレアンの戦いで活躍したと言う感じの漠然と知識しかないので、今回この本を手に取った。 まさに一瞬の光のような人生を送ったのだなぁ。 信託とかはまぁ真偽の所は分からないが様々な要因が重なってこの様な伝説が産まれたのだなぁ。
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ジャンヌ・ダルク――その名は誰もが知るが、百年うち続く英仏の争いを、神のお告げに依拠してみずから軍を率いて、大きな旗を持ち軍隊を従える馬上の少女は、神秘に満ちている。日本を含め、中世社会において女性が、まして少女が軍事行動の先頭に立ち、大きな軍隊を勝利に導いた例は他になく、にわか...
ジャンヌ・ダルク――その名は誰もが知るが、百年うち続く英仏の争いを、神のお告げに依拠してみずから軍を率いて、大きな旗を持ち軍隊を従える馬上の少女は、神秘に満ちている。日本を含め、中世社会において女性が、まして少女が軍事行動の先頭に立ち、大きな軍隊を勝利に導いた例は他になく、にわかには信じがたい。 こうしたイメージから、長らくジャンヌは自分にとって、漠然と聖なる少女だった。彼女の神聖性は佐藤賢一『傭兵ピエール』などでも詳しいが、物語の結末とは異なり、ジャンヌは異端審問によって火刑に処されてしまう。本書を読み、物語ではない「その事実」を知って、わかりきっていたこととはいえ愕然とした。火刑の判決理由はいくつかあるが、ジャンヌが「女」であるにもかかわらず「男装」をしたことがそれに含まれる。今やファッションをリードするフランスも、中世はこうしたカトリックの厳しい戒律に抗えない社会だったことを知った。 一応宗教らしきものはあるものの、玉石混交の宗教を受け入れることをためらわない日本人にはとうてい理解し難い。結婚は神社でも教会でもよく、葬式は寺(仏教)、しかしクリスマスも大いに楽しむ我々は、当時のフランスにいたらあまねく斬首ものである。 かくして、一地方の百姓娘に生を享けた少女は、神のお告げを聞き、オルレアンを開放し、英雄と祀り上げられる。しかし戦況が好転したとたん、男装しカトリックを脅かす異端者として、理不尽な裁きの場に引き出されるのである。 男装した理由は、神のお告げにしたがって、自らの純潔を守るためだったという。女装したとたん、女性の貞操は危機にさらされる時代だったのだ。慰安婦がもとでもめている国々もあるように、戦時ともなれば、風紀は乱れ弱者たる女性は容易にその犠牲者となってしまうのかもしれない。『傭兵ピエール』でもそういった記述はあった。 だが神の声にしたがい、あえて戒律に反してまで男装し、おのが貞操を守り抜いてオルレアンを、そしてフランスを勝利に導いた「英雄」を、手のひらを返して異端扱いし、あまつさえ火刑に処して死に至らしめるカトリックの「神」は、私の目には大いなる矛盾を抱えた存在に見えてしまう。
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