商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
発売年月日 | 2005/11/21 |
JAN | 9784004309796 |
- 書籍
- 新書
ブレア時代のイギリス
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ブレア時代のイギリス
¥770
在庫なし
商品レビュー
4.1
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
明治以降にイギリスとドイツに学んできた日本。 分野によっては、フランスなどの国々からも学んできた。 にもかかわらず、ヨーロッパの文化と歴史については、あまり詳しくないことに気がつく。 イスラエルやイラクに対する対応が、国によってなぜちがうのか。 また、国の中でも、政党によってなぜ違うのか。 違いがなかなかわからなかった。 本書では、イギリスの労働党を中心としたブレア首相の時代を中心に、詳しい記述がある。 本書だけでは、歴史、文化との組み合わせは十分に理解できなかったが、 岩波新書のヨーロッパ、中近東関連のものを20冊くらい読んでいるなかで、 なんとなく、国の違いについては、思い当たることがでてくるようになってきつつある。 体系的なヨーロッパ史を読むより、個々の事情を知りながら、 知識として編み上げていくことが大事だと感じた。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
Posted by
なんとなく、アメリカより好きな国、と思っていたイギリス。 中学の社会科の授業で「ゆりかごから墓場まで」というフレーズを覚えたのを記憶している。 しかし、それはサッチャー首相の時代で崩壊していたとこを始めて知った。 理想の国の現実を垣間見てしまった感。 幻滅したわけではなく、や...
なんとなく、アメリカより好きな国、と思っていたイギリス。 中学の社会科の授業で「ゆりかごから墓場まで」というフレーズを覚えたのを記憶している。 しかし、それはサッチャー首相の時代で崩壊していたとこを始めて知った。 理想の国の現実を垣間見てしまった感。 幻滅したわけではなく、やはり「流石だ!」と感じた部分もあった。 例えばチャイルド・トラスト・ファンド(CTF)。 生まれたらおよそ10万円、その子の口座に振り込まれ18歳になるまでは解約できない。 日本の子ども手当てより、よっぽど子どものために使ってもらえるお金になると思う。 とはいえ、いまだ根強く残る階級社会。 新しい首相が誕生した今、じっくりとイギリスの行方を見て生きたいと思う。
Posted by