商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
発売年月日 | 1968/10/01 |
JAN | 9784003365212 |
- 書籍
- 文庫
哲学の改造
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哲学の改造
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
訳:清水幾多郎、清水禮子、原書名:Reconstruction in Philosophy(Dewey,John)
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【現在あるべき哲学の姿を語る】 アリストテレスやソクラテスが打ち出した古代の哲学は、ある確固たる哲学的事象を定めたらそれは絶対で、変化が起こることのないものであった。したがって、その絶対的な事象をなんとしてでも自分たちに有利にしようと、宗教などからの影響は大きく受けた。 この絶...
【現在あるべき哲学の姿を語る】 アリストテレスやソクラテスが打ち出した古代の哲学は、ある確固たる哲学的事象を定めたらそれは絶対で、変化が起こることのないものであった。したがって、その絶対的な事象をなんとしてでも自分たちに有利にしようと、宗教などからの影響は大きく受けた。 この絶対性を確立したものが、当時の世界を支配することさえもできると言えるからだ。 ときはすぎ、帰納法の生みの親ベーコン。彼は、古代からの演繹的な哲学を猛烈に批判する。時代が変われば、哲学的観念も変わるべきだとした彼の主張は、世界中に衝撃を与えた。 本書は、この2つの対立についてある意味永遠に難しく書いてある一冊であるといえる。個人的には途中で挫折したが、この対立を学べたことは面白かったと思う。 また、時期を見計らって再読してみたい。
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読み直したさ:★★☆ 第二章がプラグマティズムの出発点を理解する上で重要。第四章、第五章を通して、思考の方向性が転換させられる。 第六章以下は敷衍。
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