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ディケンズ短篇集 岩波文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
| 発売年月日 | 1986/04/01 |
| JAN | 9784003222874 |
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ディケンズ短篇集
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商品レビュー
3.9
24件のお客様レビュー
『クリスマス・キャロ…
『クリスマス・キャロル』や『オリバー・ツイスト』で有名なディケンズの短編集です。ディケンズは長編小説が有名ですが、短篇も多く書いています。それらの中でミステリーやホラー要素の強いものが集められています。
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書き方、語り方は19…
書き方、語り方は19世紀小説で、モダンではありませんが、描写の対象がそうそう変わるものでもありません。普遍性あって、おもしろいです。幽霊が出てきます。そのくせリアリズム小説です。勧善懲悪もあれば怪奇譚もあります。書かれた時期は30年にわたっていて、ディケンズの変化も、読みどころで...
書き方、語り方は19世紀小説で、モダンではありませんが、描写の対象がそうそう変わるものでもありません。普遍性あって、おもしろいです。幽霊が出てきます。そのくせリアリズム小説です。勧善懲悪もあれば怪奇譚もあります。書かれた時期は30年にわたっていて、ディケンズの変化も、読みどころです。
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長編作品のイメージが強いディケンズの短編集。二都物語がなかなか読み進まず1年くらい止まっているので先に読んでみた。現代人の感覚で読んでいるからか、それともディケンズならではの味なのか、独特の雰囲気がクセになる短編集だった。確かにどれも薄暗い話ではあるのだが、語り口にユーモアがあふ...
長編作品のイメージが強いディケンズの短編集。二都物語がなかなか読み進まず1年くらい止まっているので先に読んでみた。現代人の感覚で読んでいるからか、それともディケンズならではの味なのか、独特の雰囲気がクセになる短編集だった。確かにどれも薄暗い話ではあるのだが、語り口にユーモアがあふれており、人物描写も相変わらずカリカチュアに満ちているからどれを読んでもどことなく可笑しい。 墓場で鬼にさらわれる男の話など、はじめから最後まで調子が良くて、映像が目に浮かぶようで、ディズニーのアニメでも観ているようだった。保険金殺人鬼の話は陰惨なムードなのにやたらと髪の分け目を強調していて気になるし、「ある自虐者の物語」はひねくれ根性をつらぬいた女の半生がネチネチ語られるだけで特にすっきりするオチも教訓ない。ほかにも子守に怖い作り話をさんざん聞かされた男の恨み節など、だからなんなんだと言いたいような変な話ばかり。なのに語りが面白いので最後までしっかり読ませる。文豪はすごい。 ところで「信号手」だけどうも覚えがあると思ったら講談社青い鳥文庫の『怪談 その他』で「魔のトンネル」のタイトルで読んでいた。あっちはラフカディオ・ハーンやW.W.ジェイコブズなど怪奇小説を集めたアンソロジーで、司修による黒黒とした不気味な挿絵の効果もあってか子供心にやたら怖かったのをおぼえている。猿の手のミイラがごそごそ動くシーンがお気に入りで何度もしつこく読んだものだ。ということまでをついでに思い出した。数十年ぶりに再読できて懐かしくなった。大人として読む「信号手」は恵まれない職場でも懸命に仕事をするしかない人生の悲哀や孤独などが心にしみてきて、奇妙な出来事とあいまって情景が一層鮮やかだった。
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