生活習慣病に克つ新常識 まずは朝食を抜く まずは朝食を抜く！ 新潮新書

小山内博(著者)

• 販売会社／発売会社: 新潮社/新潮社
• 発売年月日: 2003/05/21
• JAN: 9784106100154

商品レビュー

2018/09/27

もう何年も部屋に積読になっていた本でした。

それにしても健康本でも似たような内容の本が手元に多いのは、私の興味の対象が同じだからでしょうね。

この本の趣旨を簡単に言えば、1分間の冷水法と朝食を抜き適度なストレッチ運動、たったこれだけです。

生活習慣病は、生活の習慣になっている１日３食という決まり事をいかに止めるかという１点のみに集中すれば克服できるものだということです。

まさに、デフレ時代の健康法です。

2017/10/01

生活習慣というのは、その人の人生そのものです。
多くの人が、良い生活習慣を持ちたいと思っています。
その中で「食習慣」に関する本や関連する知識、
テレビ紹介される「効く食べ物」など、
枚挙にいとまがありませんん。

この著作で紹介されている「朝食抜き」は、かなり意見の分かれるものですが、
私自身は、支持して、実践しています。
ただ、朝食抜きというのは、いきなりできるものではありません。
朝食を完全に抜くまでには、条件とステップが必要です。

それは、まずしっかり睡眠をとっていること。
朝、しっかり決まった時間に起きられることが最低条件です。
そして、まずは、朝食の内容を減らしていきます。
できれば、野菜ジュースや生搾りジュースなどを作って、まず朝食とする。

この生活を数か月もすると、だんだんとカラダが慣れてきます。
また、野菜ジュースや生絞りジュースは自分で、味を選ぶことができます。
よって、飽きない。この飽きないというのが、良い生活習慣を獲得する上で非常に大切なことです。

ずっと、同じことを続けたり、食べたりすると、人間は必ず飽きます。
それは、脳の生理的機能ということです。なので、「変化」があった方が良い。

この朝はジュース生活を長期間続けて、週に数回、朝食を抜いてみる。
抜きますが、水や胃にやさしい、柿の葉茶やゴボウ茶は積極的にとるようにする。
こうして、だんだんと、朝食を抜く生活にします。

私は、このようにして、朝食抜きという生活習慣を獲得できました。
いきなり抜いたら、失敗していたと思います。

2011/11/15

本書でも｢朝食抜き｣が推奨されています。予防医学の観点から、食事後の運動は消化器への負担を強いるので、仕事や運動前の食事は控えること、冷水浴などで抵抗力をつけることなどで、生活習慣病を未然に予防していこうとすることを説いています。ガンまでも生活習慣病である、という主張は驚きでしたが、常に健康管理をしていくことの重要さを身にしみて実感しました。