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住宅貧乏物話 岩波新書
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住宅貧乏物話 岩波新書

早川和男(著者)

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住宅貧乏物話 岩波新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 1999/05/22
JAN 9784004200772

住宅貧乏物話

¥770

商品レビュー

3

4件のお客様レビュー

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2017/01/24
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※このレビューにはネタバレを含みます

1979年刊。著者は神戸大学工学部環境計画学科教授。◆1960年代後半~70年代の住宅を中核とする生活実態調査と問題点の報告書。少子高齢化が問題意識の彼方にあった時代の産物で、当時の問題点、特に窒素酸化物・亜硫酸ガス・悪臭などの公害問題と住居の狭小化・衛生不備とそこからの派生する家庭の問題が中心テーマか。◇一方、所謂風呂なし、トイレや炊事場の共用アパートの減、水洗トイレの普及増等から、40年の変化を感じうる点もある。◇とはいえ狭小化問題の改善には程遠く、社会は人口減、減子化、世帯の個化などの新問題に直面。 というように、当時の時代相と問題意識の理解(当然「昭和が良かった」なんて愚にもつかないことを言う人はいなくなるだろうし、そういう発言者がいかに浅薄かを知り得る)、その変化と継続する問題点、そして現代と当時の問題意識の違いを理解する上で、特定時期の実情を知る意味では有益な一書かな。

Posted by ブクログ

2012/07/15

だいぶ年代は古いけれど、今読んでも現代で問題となっていることが色あせていない印象。 住宅の「狭さ」によるこどもの発育への問題、家賃が高いことで、定収入の家族は入居を拒否されるという住む場所がない、という問題、とはいえ、公的住宅が圧倒的に不足しているわけではなく、むしろその立地条...

だいぶ年代は古いけれど、今読んでも現代で問題となっていることが色あせていない印象。 住宅の「狭さ」によるこどもの発育への問題、家賃が高いことで、定収入の家族は入居を拒否されるという住む場所がない、という問題、とはいえ、公的住宅が圧倒的に不足しているわけではなく、むしろその立地条件によって住めなくなっているという立地の問題、また、住居が創りだすコミュニティの重要性も指摘していて、幅広い事例をとっているけれど、それだけに読みやすい一冊。

Posted by ブクログ

2010/05/26

読み物としては面白味に欠ける。住宅のデータとしては、広く浅く、多くの統計があるので参考になるとは思う。

Posted by ブクログ

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