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FINE DAYS 恋愛小説
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FINE DAYS 恋愛小説

本多孝好(著者)

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商品詳細

内容紹介 内容:Fine days. イエスタデイズ. 眠りのための暖かな場所. シェード
販売会社/発売会社 祥伝社/祥伝社
発売年月日 2003/03/26
JAN 9784396632229

FINE DAYS

¥1,760

商品レビュー

3.9

117件のお客様レビュー

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2025/08/29

「FINE DAYS」「イエスタデイズ」「眠りのための暖かな場所」「シュード」四篇収録。 どの話も面白かったけど特に「眠りのための暖かな場所」のその後が気になる。

Posted by ブクログ

2025/08/09

「Fine 」は、「晴れている」の訳語だが、他の同義語「nice、fair、clear」と比べると、やや消極的な意味合いが強い。同じ「晴れ」でも、「雨の降ってない日」「雲の少ない日」の事を言う。過去の恋愛を天気に例えると、太陽と雲が同居する、そんな日になるのかもしれない。  過...

「Fine 」は、「晴れている」の訳語だが、他の同義語「nice、fair、clear」と比べると、やや消極的な意味合いが強い。同じ「晴れ」でも、「雨の降ってない日」「雲の少ない日」の事を言う。過去の恋愛を天気に例えると、太陽と雲が同居する、そんな日になるのかもしれない。  過去の恋愛は、どれも最終的には別れの涙で終わる。 今ならば、もっとうまく言えたのに。もっと優しく出来たのに。あの時別の言い方をすれば、今頃あの人は、私のそばにいてくれたんだろうか?  思い出せば、悔いばかり。言っても詮無い事を、際限なく思い起こし、やがて「仕方ないんだ」と区切りをつけて、自ら招いた苦さを飲み込む。 これから二人がどんな人に会おうと、その思い出だけは、二人だけのもの。 口に出すと照れるから言わないが、考えると笑みがこぼれる。 雲の晴れ間を見つけた時のように。  本書は、現在進行形の恋愛を描いた作品『FINE DAYS』『眠りのための暖かな場所』、過去と現在の恋愛が絡み合う作品『イエスタデイズ』『シェード』に分かれる。いずれの登場人物も年若く、とても不器用な形でしか、気持ちを表現できない。また気持ちの制御もできず、生の感情をぶつけて、自分も相手も傷つける。表題作では、美人転校生の登場により、自分の感情を制御できなくなった神崎は、彼女の髪を切り、更に行動をエスカレートさせる。「僕の甘え方が下手だったのかもしれないし、親父の受け止め方が下手だったのかもしれない」と自覚する『イエスタデイズ』の主人公は、「よく似ている」と言われる父の若き不器用さを目撃する。『シェード』の主人公は、愛する人の過去に嫉妬し、『眠りのための暖かな場所』のヒロインは、9才の妹を死なせた罪の意識におののき、一方の相手・ツトムは見えない影に怯え続ける。  本多氏は、追い詰められた彼等を、自分あるいは他者の言葉の力で、ぐいい、と崖っぷちから力強く引っ張ってくる。 「人間は日々強くなれるし、賢くなれる。今よりずっと強くなって賢くなれば、答えは見つからなくても何とか折り合いをつけながら生きていられると思う」 『FINE DAYS』 「僕は今の君が大好きだよ たとえ君自身がやがて今の君を必要としなくなっても 忘れ去ってしまったとしても」 『イエスタデイズ』 「ここから先の時の中に、自分の力では選びえないものがあふれているとしても、私はその時に向かってこうぜんと胸を張っていたい」 『眠りのための暖かな場所』 「言葉でいくら言ったって、その通りにするとは限らない。また周りの状況によっては、その通りになるとも限らない。所詮は机上の空論だ。」 そう言われれば、身も蓋もない。 けれど、とにかく思ってみよう。雲の中で、もがき苦しんでいるだけでは、何も変わらない。まず思い。それから思いを言葉にして、 自分の力に蓄える。そして、「必ず雲の間から陽が差す。」 そう信じられて、勇気が出たら、その時一歩を踏み出せばいい。 「時に迷う事があれば、確信が持てないながら、一歩を踏み出そうとしている彼の、こんな言葉が力になるだろう。 僕にともせるのは呆れるほどにか弱く頼りない火だ。ささやかな風にも揺らいでしまう。その小さな火を本当に守りつづけることができるのか。今の僕にはわからない。でも、やってみようとおもう。」 『シェード』

Posted by ブクログ

2023/08/04

人を呪う力のある女の子、死ぬ前にかつての恋人を探してほしいと頼む父、中古家具のランプシェードにまつわる物語を話して聞かせる店の老婆…4つの短編集。 本多さんの書く物語には度々病院が登場する。病院はまるで人生の縮図のようだな、と思う。生まれてくる者、死にゆく者、人生の途中でつまづい...

人を呪う力のある女の子、死ぬ前にかつての恋人を探してほしいと頼む父、中古家具のランプシェードにまつわる物語を話して聞かせる店の老婆…4つの短編集。 本多さんの書く物語には度々病院が登場する。病院はまるで人生の縮図のようだな、と思う。生まれてくる者、死にゆく者、人生の途中でつまづいて病院の世話に自らなりに来る者、障害を克服していく者、ずっと高い壁につきあたったまま苦しんでいる者… 世の中には色んな人がいて、自分の個性が重荷になる人もいれば、胸を張って生きていける人もいる。他人にどう言われようが、結局自分のことは自分で解決するしかない。

Posted by ブクログ