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闇の傀儡師(上) 文春文庫
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闇の傀儡師(上) 文春文庫

藤沢周平(著者)

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闇の傀儡師(上) 文春文庫

597

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/文藝春秋
発売年月日 1984/07/10
JAN 9784167192082

闇の傀儡師(上)

¥597

商品レビュー

3.8

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2024/01/05

元御家人•鶴見源次郎はひょんなことから将軍継承問題に巻き込まれる。幕府に怨みを抱き、連綿と暗躍してきた闇の組織•八嶽党が老中•田沼意次と手を結んだのだ。八嶽党と田沼の野望を阻止しようとする老中•松平右近将監に合力する源次郎だが、敵の背後には更なる陰謀を企む巨悪が存在する。公儀隠密...

元御家人•鶴見源次郎はひょんなことから将軍継承問題に巻き込まれる。幕府に怨みを抱き、連綿と暗躍してきた闇の組織•八嶽党が老中•田沼意次と手を結んだのだ。八嶽党と田沼の野望を阻止しようとする老中•松平右近将監に合力する源次郎だが、敵の背後には更なる陰謀を企む巨悪が存在する。公儀隠密と共に戦う源次郎を襲うのは…。 『あとがき』で著者が、子ども時代の濫読体験を回想している。山中峯太郎「亜細亜の曙」高垣眸「快傑黒頭巾」「まぼろし城」などなど…。そういった作品のもつ"面白さ" の記憶が、本書に反映されているのだろう。 そしていつもながら、藤沢周平の文章の切れ味の鋭さ、美しさ。すっと入り込んで読む者をその世界に引き入れる。惚れ惚れする。こんな文章が書けるようになりたいものである。

Posted by ブクログ

2022/10/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2022/10/12 読了  伝奇小説の定義は"奇想天外で波乱万丈の物語"だそうだ。家光の弟、駿河大納言忠長は最後に改易後に自裁するが、その子孫を頂いた八ヶ嶽山麓に住まう甲州土着集団・津金衆からなる八嶽党。この八嶽党は徳川の世継ぎ交代時に忠長子孫の復活を期して暗躍する。これに一橋家、田沼意次も絡んで御家人くずれで剣豪でもある主人公・鶴見源次郎が翻弄されるという展開。確かに荒唐無稽だがそれなりに面白かった。

Posted by ブクログ

2016/11/17

11月-7。3.0点。 田沼政治の時代。八獄衆という、謎の団体。 主人公は柳生流の遣い手、浪人。 松平老中の依頼で、八獄衆を調べる。 下巻に期待。

Posted by ブクログ

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