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おれの足音(上) 大石内蔵助 文春文庫
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おれの足音(上) 大石内蔵助 文春文庫

池波正太郎(著者)

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おれの足音(上) 大石内蔵助 文春文庫

639

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/文藝春秋
発売年月日 1977/12/01
JAN 9784167142070

おれの足音(上)

¥639

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2010/05/28

芥川龍之介の「或日の…

芥川龍之介の「或日の大石内蔵助」を思わせるような、英雄としてではなく平凡な人生を願う凡人として描いた大石内蔵助。

文庫OFF

2012/08/21

全2巻。 大石内蔵助から見た忠臣蔵。 忠臣蔵というより大石内蔵助物語。 なので、忠臣蔵には珍しく、 内蔵助の青年期より物語は始まる。 忠臣蔵の事件性というより、 内蔵助の人間性を描いた物語なので、 討ち入りに向けての下準備とか、 消えていった同士達の心の動きなど、 忠臣蔵のテ...

全2巻。 大石内蔵助から見た忠臣蔵。 忠臣蔵というより大石内蔵助物語。 なので、忠臣蔵には珍しく、 内蔵助の青年期より物語は始まる。 忠臣蔵の事件性というより、 内蔵助の人間性を描いた物語なので、 討ち入りに向けての下準備とか、 消えていった同士達の心の動きなど、 忠臣蔵のテンプレートな描写は淡白。 スタンダードな忠臣蔵を知ってる人前提の話かも。 忠臣蔵は何作か読んだけど、 内蔵助物語は読んだことないかも。 そういえば。 改めて内蔵助の魅力に気付く、 すごくじんわりする物語だった。 とても池波先生らしい。 終わり方結構好き。

Posted by ブクログ

2011/09/04

名言 ー口に出しては人の心が逃げる。 大石内蔵助の人生の前半部分を描いた作品。おっとりした人柄だがなぜか人に好かれる。とゆっくりしたタッチで物語は淡々と進んでいく。18の時に好きになった女中を追い掛けて藩を抜け出すところは本当か?でもなかなか興味深く読める。浅野内匠頭の素顔も正義...

名言 ー口に出しては人の心が逃げる。 大石内蔵助の人生の前半部分を描いた作品。おっとりした人柄だがなぜか人に好かれる。とゆっくりしたタッチで物語は淡々と進んでいく。18の時に好きになった女中を追い掛けて藩を抜け出すところは本当か?でもなかなか興味深く読める。浅野内匠頭の素顔も正義感が強く全てにおいて倹約か及び細かい様は面白い。 名言 ー人というものは生まれた時から死に向かって歩み始めている。ただ幸いに人は日常の暮らしにおいて全てを忘れる術を心得ている。生きている事は楽しい事。楽しむべき事。 初めて読んだ忠臣蔵。大石内蔵助の自伝的作品。この本の凄みは単なる仇討ちでは無いことを考えさせる作品であることか。最後の最後まで女遊びをして人生を楽しむ様はやはり平凡に憧れた主人公の強烈な生への裏返しに思える。終わり方難しい!

Posted by ブクログ

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