商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2003/10/25 |
JAN | 9784101152417 |
- 書籍
- 文庫
峠 改版(中)
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商品レビュー
4.1
62件のお客様レビュー
幕末の混乱時に遊学か…
幕末の混乱時に遊学から帰藩した河井継之助は重職に抜擢され、次々と改革を行ないます。小藩でありながら、西洋の新兵器を導入し戦いに備えます。藩の中では他に良い人材も見当たらない中、自分の力だけを信じて藩を引っ張っていく姿は指導者の鏡です。
文庫OFF
メジャーな視点からではなく小藩の視点からの幕末の様子が非常に面白い。人が右往左往する様子、従来の考え方やしきたりから変化できない様子が哀しい。 上巻で世に出る前の継之助をじっくり描いたからこその中巻。 継之助レベルは無理でも、常に思考を怠らずに過ごしたいものだ。 下巻に書かれてい...
メジャーな視点からではなく小藩の視点からの幕末の様子が非常に面白い。人が右往左往する様子、従来の考え方やしきたりから変化できない様子が哀しい。 上巻で世に出る前の継之助をじっくり描いたからこその中巻。 継之助レベルは無理でも、常に思考を怠らずに過ごしたいものだ。 下巻に書かれているであろう長岡藩の行く末が楽しみ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
福沢諭吉や福地源一郎といった文明人と議論し、その先見性を認められるほどの人材がなぜ自分の藩にここまでこだわるのか… それは300年に及ぶ幕府という仕組みや侍の文化が根っこから染み付いてしまい、その価値観を変えられていないからだろう。彼は最終的に変わらないままであると思われるが、一つの凝り固まった組織に属する人間に対するアンチテーゼも感じる
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