商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2003/02/19 |
JAN | 9784101134642 |
- 書籍
- 文庫
樅ノ木は残った(上巻)
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樅ノ木は残った(上巻)
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商品レビュー
4.1
49件のお客様レビュー
歴史物はあまり読まないが 山本周五郎のこの作品は読むべきと ある作家が言っていたので 手にとった 幕府から逼塞を命じられた仙台藩主 そして起こる上意討ち 混乱する藩政 それに乗じて力を得る一族 それを見抜き じっと人と時の流れを観る原田甲斐 陰謀渦巻く中で いかに対応していくか ...
歴史物はあまり読まないが 山本周五郎のこの作品は読むべきと ある作家が言っていたので 手にとった 幕府から逼塞を命じられた仙台藩主 そして起こる上意討ち 混乱する藩政 それに乗じて力を得る一族 それを見抜き じっと人と時の流れを観る原田甲斐 陰謀渦巻く中で いかに対応していくか いかに考えるか 面白い
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ジョージ•オーウェルの『動物農場』の、開高健による解説の中で、日本では珍しく成功したといえる政治小説、としてこの作品が言及されていたので、気になって読み始めた。まだ、中と下が残っていて、とても長い。 人名が長くて、かつ館の所在地も含めて、呼び方が3〜4種類くらいあるので、ぼーっ...
ジョージ•オーウェルの『動物農場』の、開高健による解説の中で、日本では珍しく成功したといえる政治小説、としてこの作品が言及されていたので、気になって読み始めた。まだ、中と下が残っていて、とても長い。 人名が長くて、かつ館の所在地も含めて、呼び方が3〜4種類くらいあるので、ぼーっとしてるとスジが分からなくなる。(例、主人公の原田甲斐宗輔は船岡に館があって、原田、甲斐、船岡、と場面によって呼び名がちがう。)ロシア小説よりはまだましか。 肝心のお話としては、家藩を守るために、『敵を欺くにはまず味方から』の精神で、理解されない辛さに耐えつつ、布石を打ち続けるところまで。
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