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海も暮れきる 講談社文庫
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海も暮れきる 講談社文庫

吉村昭(著者)

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海も暮れきる 講談社文庫

565

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 1985/09/01
JAN 9784061835337

海も暮れきる

¥565

商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2023/02/28

 何度も嫌な気分になりながら読んだ。  なぜなら、放哉と言う人間の弱さに、尊大な態度を見せるところに、駄目な奴だとイライラしてしまったからだ。  しかし他方では、そんな弱さ醜さを心のままに筆を走らせ、表現する放哉に人間らしさを感じてしまった。  苦しくても、知人が訪ねてくる日には...

 何度も嫌な気分になりながら読んだ。  なぜなら、放哉と言う人間の弱さに、尊大な態度を見せるところに、駄目な奴だとイライラしてしまったからだ。  しかし他方では、そんな弱さ醜さを心のままに筆を走らせ、表現する放哉に人間らしさを感じてしまった。  苦しくても、知人が訪ねてくる日には裏山に登り待っている姿は子どもの様で、きっと妻の馨はそんな放哉が好きだったのかなと、泣く姿から想像した。 (昭和55年3月22日第一刷発行 図書館より)

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2019/09/16

2019.9.16 53 咳をしても一人の句しか知らなかった尾崎放哉であるが、その晩年は凄まじいものであった。 酒を飲みまくり、迷惑をかけまくり、謝るが、また何度も同じことを繰り返す放哉。 止むに止まれぬ酒ということなのか。周りで支える人々の温かさ、結核にかかり、弱っていく放哉、...

2019.9.16 53 咳をしても一人の句しか知らなかった尾崎放哉であるが、その晩年は凄まじいものであった。 酒を飲みまくり、迷惑をかけまくり、謝るが、また何度も同じことを繰り返す放哉。 止むに止まれぬ酒ということなのか。周りで支える人々の温かさ、結核にかかり、弱っていく放哉、小豆島の温かさ、冬の厳しさ、最期の日々を身に染みて感じた。

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2011/12/19

2011.12.13(火)¥136。 2011.12.19(月)。 2012.5.27(日)¥200。重複購入。

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