商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
| 発売年月日 | 1983/12/01 |
| JAN | 9784101104188 |
- 書籍
- 文庫
不毛地帯(1983年)(4)
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不毛地帯(1983年)(4)
¥859
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商品レビュー
4.2
32件のお客様レビュー
これも実在の人物が…
これも実在の人物がモデルとなっています。 シベリア抑留から日本に帰り、商社マンとして第2の人生を歩む。それも字分が死ぬような思いをしたソ連での仕事が最初、その後も苦労を重ね出世していくが、シベリアで死んだ仲間たちやその仲間たちの為に余生をつぎ込む元上官の姿勢に主人公の心はゆれて...
これも実在の人物がモデルとなっています。 シベリア抑留から日本に帰り、商社マンとして第2の人生を歩む。それも字分が死ぬような思いをしたソ連での仕事が最初、その後も苦労を重ね出世していくが、シベリアで死んだ仲間たちやその仲間たちの為に余生をつぎ込む元上官の姿勢に主人公の心はゆれていく・・・・。 大河小説が故の中だるみも気になりますが、激動の時代を実直に生きた一人の漢(オトコ)の話に胸をうたれました。
文庫OFF
壱岐の商社マンとしての最終章に突入。 石油を掘り当てるために、コネとカネで泥まみれになり、息ができなくなるくらいまで汚れたあと、近畿商事を退職。石油はあたり、日米での自動車会社の合併も上手くいったからの退職なのだが、問題を作るだけ作って退職というのも、なんともいえない感じがしま...
壱岐の商社マンとしての最終章に突入。 石油を掘り当てるために、コネとカネで泥まみれになり、息ができなくなるくらいまで汚れたあと、近畿商事を退職。石油はあたり、日米での自動車会社の合併も上手くいったからの退職なのだが、問題を作るだけ作って退職というのも、なんともいえない感じがしました。大門社長とともに退いたとしても、両者ともに結果のためにやりたいようにやったから、あとに残されたものは大変だっただろうな・・・。裏金問題とか記者たちに見抜かれなかったのかな・・・。 壱岐を通してですが、商社で働くということ、人とモノを動かす仕事で勝者になる難しさは勉強になりました。自分は商社マンにはなれないなと。 最後の数ページで壱岐は壱岐になれたのではないかと思いました。それが唯一の救いに感じました。谷川大佐の気持ち、意思が最後に改めた胸に刺さりました。
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- ネタバレ
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なぜ、この作品に惹かれなかったのか。それは、確かに描写は細密だけど、展開は「◯◯島耕作」(モテ度は薄め)でしかなかったから。そう感じた本巻くらいからは頁を繰るのが速くなり斜め見に近い。ラストもどこかで聞いたことがあるので…。 本作、また本作の題材だけで言えば下手な脚色がなく、関連書籍が多そうなノンフィクションの方が良いと感じた。
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