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商品レビュー

3.8

394件のお客様レビュー

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2025/01/14

ゆったりとした時間

水村美苗の紹介で、大人になって今さら読みました。非常にゆったりとした時間が流れて、今の時代のあくせくしたような、目的がなければいけないような小説とは違うな、と思いました。

三四郎の言う三つの世界は、分かるような気がします。切っても切れない、目を背けたいような現実の生...

水村美苗の紹介で、大人になって今さら読みました。非常にゆったりとした時間が流れて、今の時代のあくせくしたような、目的がなければいけないような小説とは違うな、と思いました。

三四郎の言う三つの世界は、分かるような気がします。切っても切れない、目を背けたいような現実の生活にいる自分、職場で仕事をしている自分、そして眩く煌びやかな世界に身を置いている自分。

そしてその3つ目の世界に翻弄されつつ、結局果たされないまま現実に戻される。なんとも言えない、もやもやした雰囲気が味わえました。

崩撃雲身双虎掌

2010/05/28

儚くも淡い恋心を歌っ…

儚くも淡い恋心を歌った、青春小説の傑作です。

文庫OFF

2010/05/28

 「頭の中は日本より…

 「頭の中は日本より広い」はずなのに三四郎の頭の中はごちゃごちゃしていてとても狭い。なぜか。独りよがりだからだ。そして決定的に経験不足だからだ。若いのだから仕方がない。経験は最初から持っているものでもなければ、一度に手に入れられるものでもないのだから、それでいいのである。 この青...

 「頭の中は日本より広い」はずなのに三四郎の頭の中はごちゃごちゃしていてとても狭い。なぜか。独りよがりだからだ。そして決定的に経験不足だからだ。若いのだから仕方がない。経験は最初から持っているものでもなければ、一度に手に入れられるものでもないのだから、それでいいのである。 この青春小説は私の過去を現在に生き返らせた。そういう意味で小説は過去を現在に、大げさに言えば歴史を現在に生かす働きがあると気が付いた。では三四郎と同じぐらいの若者にとってはどうか。単なる共感以上の何かを受け取ってくれればと思った

文庫OFF

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