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桜川ピクニック
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桜川ピクニック

川端裕人(著者)

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桜川ピクニック

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/文藝春秋
発売年月日 2007/03/14
JAN 9784163257006

桜川ピクニック

¥1,361

商品レビュー

3.2

12件のお客様レビュー

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2015/08/26

パパ友の小説は初めて読んだので、新鮮でした。 子どもと遊ぶ様子が目に浮かぶシーンが多くて、自分が子育てをしていた頃を思い出し温かい気持ちになりました。

Posted by ブクログ

2015/03/18

育児に関わるパパたちの話。 キャリア志向で収入も高い妻たちは意気軒高だ。夫たる自分が担う育児の負担は大きい。子供は可愛いけれど、でも・・・なにか違うのではないか。 共働きなのだから家事・育児の負担は二人で担うべき。 一方の負担が大きくなれば、それは不満になる。夫たちの心理はよく...

育児に関わるパパたちの話。 キャリア志向で収入も高い妻たちは意気軒高だ。夫たる自分が担う育児の負担は大きい。子供は可愛いけれど、でも・・・なにか違うのではないか。 共働きなのだから家事・育児の負担は二人で担うべき。 一方の負担が大きくなれば、それは不満になる。夫たちの心理はよく理解できる。

Posted by ブクログ

2012/09/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表現規制(児童ポルノ撲滅と称して、実際は児童虐待問題に関係ない言論規制)反対運動を通して知った、川端 裕人さんの短編集。 【各話に登場する主人公】 数名、いずれも『子育てをする父親』たち。 【各話の独立性】 独立。土地、マンションは同一。各主人公は、途中の話で顔をあわせたり、一緒に行動したりもする。 最終話には全員登場。 【各話の色あい、感じ】 そこいらにありえる、日常の一幕。 そのため、フィクションやTVドラマのように、全ての物事にしかるべき勧善懲悪の結末があったりは、しません。 「青のウルトラマン」 青、という色からもわかるように、甘くない、やりきれなさの残る一編。 これが冒頭に苦いパンチをきかせてくれるおかげで、『育児する父親』というフレーズに夢を見すぎることなく、以降の短編にもリアリティが出ている。 「前線」 口を開かずに頷くだけの女子高生とて、サバイバルしてるんだよ、と頷きながら読めた一編。最近の何々は、という以前に、最近の何々が生きていきやすい世の中なのかどうか? 「うんてんしんとだっこひめ」 子どもが一所懸命に宣言すればするほど、思いいれの対象は何?となってしまう親の推理。お兄ちゃんになる男の子の心を、父は丁寧に読み解いている・・・その描写が気に入った。 「夜明け前」 うっはっはっはw と笑って読んだ一編。 私は非性愛なので、異性愛の男性(性自認が男性で、性指向は女性が対象の人)とは違った感想です。 「おしり関係」 ジェンダー論の袋小路を、理論派パンクが突き抜ける。「男の子と女の子の違い」を娘に問われた、パンクな父ならではの解法。両性具有ネタを、こういう風に最後にさらりと混ぜてくれるあたり、川端先生の技量にうならされました。 「親水公園ピクニック」 最終話、全員登場。田舎を離れた都会人達は、子どもとともに探検隊を楽しむ。PTAの強制加入を廃止した、任意加入を訴える川端ならではの展開。 『毎年の』『地域なんたら教室』より、『自分達がしたいと思ったときがやりどき』だと思うのですよ。 ドラマは無いが、日常はある。 論理は隠れているが、主張はある。 一編ずつ読み進めてちょうどよい作品集でした。

Posted by ブクログ

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