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二〇〇二年のスロウ・ボート
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二〇〇二年のスロウ・ボート

古川日出男(著者)

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二〇〇二年のスロウ・ボート

523

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/文藝春秋
発売年月日 2006/01/10
JAN 9784167679743

二〇〇二年のスロウ・ボート

¥523

商品レビュー

4

24件のお客様レビュー

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2018/11/11

私はよく作家で本を選びます。一度おもしろいと思える作品に会えればその方の別の 作品を優先的に読んでいきます。もちろんハズレもありますが、そこそこ安定して楽 しめてます。 しかしこの作家は違う。『ベルカ?』でこの方はすごい好きだとベタ惚れしたのに、 次に『LOVE』で「無理だ。つい...

私はよく作家で本を選びます。一度おもしろいと思える作品に会えればその方の別の 作品を優先的に読んでいきます。もちろんハズレもありますが、そこそこ安定して楽 しめてます。 しかしこの作家は違う。『ベルカ?』でこの方はすごい好きだとベタ惚れしたのに、 次に『LOVE』で「無理だ。ついていけない。あなたの作品を読むことはもう・・・」 とほぼ絶縁気分だったのに奇跡的に手に取ったこの作品。がっつりはまった。やっぱ すごい好きだ・・・けど次の作品はどれを読めば?

Posted by ブクログ

2015/08/06

図書館で。 前にベルカ吼えないのかが面白かった作家さんだな、と思って借りてみたんですがコレは合わなかったですねえ。 出東京記というけど出ようと思えば出られますよね、東京。子供の頃は仕方なかったとはいえ大人になって東京に店を構えている辺り彼は実は東京を出たくなかったのではないかと...

図書館で。 前にベルカ吼えないのかが面白かった作家さんだな、と思って借りてみたんですがコレは合わなかったですねえ。 出東京記というけど出ようと思えば出られますよね、東京。子供の頃は仕方なかったとはいえ大人になって東京に店を構えている辺り彼は実は東京を出たくなかったのではないかと踏んだ。店を出すならサイタマだってトチギだって出そうと思えば出せるじゃないか。それをなんのかんので東京に出店したのは自分なんだしな。というか脱・東京を人任せにしているから出られないのではないだろうか、と思う訳です。自分でやっぱり計画たてないとね、色々と。

Posted by ブクログ

2014/09/30

本作は、村上春樹が書いた「中国行きのスロウ・ボート」に対するオマージュ(作者の言葉で言えばリミックス)。 残念ながら自分は「中国行きのスロウ・ボート」も読んだことが無いし、古川日出男を読むのも今作が初めてだ。敢えて言えば村上春樹の短編を幾つか過去に読んだくらいのもので、しかし、...

本作は、村上春樹が書いた「中国行きのスロウ・ボート」に対するオマージュ(作者の言葉で言えばリミックス)。 残念ながら自分は「中国行きのスロウ・ボート」も読んだことが無いし、古川日出男を読むのも今作が初めてだ。敢えて言えば村上春樹の短編を幾つか過去に読んだくらいのもので、しかし、全然作風が似ていないことから違和感と疑問を抱き、まったく独立した小説として読んだ。それが現状最も適切な方法であるような気がしたからだ。 文体は確かに村上春樹を模しているような気はした。主人公が女性にモテ、別れるという点もあるいは…。この小説の売り文句のようなものには「言葉でビートをきざむ」と書かれており、確かに滅茶苦茶なテンポに漢字のルビには英語の単語が振ってあって常識はずれのロックっぽさを感じることは出来た

Posted by ブクログ

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