商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 1983/05/01 |
JAN | 9784041366042 |
- 書籍
- 文庫
ドグラ・マグラ(下)
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ドグラ・マグラ(下)
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商品レビュー
3.9
277件のお客様レビュー
いよいよ解き明かされ…
いよいよ解き明かされる「私」の謎。途中で諦めると本当に訳が分からないので、最後まで読まなければ損です。読むのが辛い部分は飛ばしても意外と大丈夫かと。
文庫OFF
作者は出版翌年にお亡…
作者は出版翌年にお亡くなりになっているのですが、まさしく「これを書くために生きていた」の言葉通りだったのでしょうか。びっちりと文字が並び、ところどころによっては内容が難しく読みにくい感があるのですが、くるくると変わりゆく物語背景に憑かれた気分を感じています。主人公の混乱が理解でき...
作者は出版翌年にお亡くなりになっているのですが、まさしく「これを書くために生きていた」の言葉通りだったのでしょうか。びっちりと文字が並び、ところどころによっては内容が難しく読みにくい感があるのですが、くるくると変わりゆく物語背景に憑かれた気分を感じています。主人公の混乱が理解できる気がします。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
解説にも書いてあるとおり全て理解するのは無理なんだろうなと思いました。 個人的な解釈として堂々巡りなのだと感じました。 ループもののように繋がっている冒頭と終わりのブーンという音や主人公の今起きている事を先月にもやっていたのではないか?という疑問。 若林先生が話しているドグラ・マグラを書いた大学生のこと。読み終わってからこの部分を再度読み、この本の事を本の中でも言及しているのだと気付きました。 伏線を探すために見返しているこれを書いている私自身。 本の中の1000年前と大正15年、主人公の把握できる今日と1か月前、読み始めと読み終わりでぐるぐる回って主人公も読んでいる私も一生理解出来ないし終わりがくるかもわからないのだとそういう作品なのだと感じました。 難しい部分も多くて読むのにとても時間がかかりましたが個人的にはとても面白くて好きな作品でした。いろんな解釈を漁ってみようと思います。
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