商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 富士見書房/富士見書房 |
| 発売年月日 | 2007/07/15 |
| JAN | 9784829163948 |
- 書籍
- 文庫
マルタ・サギーは探偵ですか? 探偵の堕天(5)
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マルタ・サギーは探偵ですか? 探偵の堕天(5)
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商品レビュー
4.4
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ひとさまのレビューというのは、 本当に当てになるものだと実感。 もともとそんなに興味のなかったこの本を読もうと思ったきっかけは、 ブクログのレビューからで。 『5巻からぐっと面白くなる』 『こんなに”喪失”を書ける人だと思わなかった』 このふたことが印象に残って読み始めたシリーズ。 本当だった。 この巻、すげえ。 というか、このくだりを差し込む事でこの物語が一気に昇格。 最後のくだりでぐっとくるシーンが何度もあった。 マルタの虚無感。新しい関係、成長、達成、そして、喪失。 マルタの成長がとても切なかった。 そして、アウレカとの再開。 アウレカもどことなく切なさを感じさせる。 私SSすっとばしてきたから、シシャ様とかわからなかった。 失敗したかな。 アウレカのスピンオフもあるんだろうか。気になる。 俄然おもしろくなってきた! 後にさつ。 どうなる。
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“色々あったが、丸太はバーチが好きだった。 あんな男になりたいと、あんまりにもかけ離れていたからそれは思うことはなかったが、それでも尊敬していた。 彼の正体がマリアンナだとわかったけれど、それでも別に問題はなかった。 たとえばマリアンナがどんな姿でも、丸太はもう、マリアンナを忘れ...
“色々あったが、丸太はバーチが好きだった。 あんな男になりたいと、あんまりにもかけ離れていたからそれは思うことはなかったが、それでも尊敬していた。 彼の正体がマリアンナだとわかったけれど、それでも別に問題はなかった。 たとえばマリアンナがどんな姿でも、丸太はもう、マリアンナを忘れられない。 いつの間にこんなに魂の中に彼女が入り込んでいたのかと思う。 デートに誘わなかった悔恨が、彼女への思いを強くさせているのかと考えたが、それならそれで、もう、いい。 バーチがマリアンナなら、バーチも愛する。 それはなんだか滑稽に感じたが、少しの笑いもこみ上げてこない。 蓑崎で七年経って、何にも自分は出来ていない。 丸太の心はオスタスに囚われたままで、マリアンナと共に死んだままで、たとえこのまま年老いて死んでも、誰かと出会って何かのきっかけで結ばれたとしても、マリアンナを愛している。 それは単純に丸太にとっての事実だったから、こうして炎天下の蓑崎で、ビーチサンダルで歩きながら考えていても、気持ちが揺れることはなかった。” 嬉しいんだか悲しいんだか。 手に取り戻したものと、その手から失ったもの。 丸太、強いなぁ。 彼はきっと、なくなってしまった七年間の蓑崎のことを絶対忘れないのだろう。 うー、泣きたいのに何故か泣けない。 涙腺が緩む前に胸が軋んだ。 苦くて切なくてどうしようもなくて、でもバーチ=マリアンナだと知ったこの後のマルタがどう動くのかすごく気になる。 “今を大事に生きるって、森川さん、僕もわかんないけど。 でも森川さんたちに恥ずかしくないように生きていくことが、もしもそういうことだとしたら、僕はそうしようと思います。 「なんでもします。ありがとうございます。忘れません」 さようなら。 シシャが横目でマルタを見て言う。 「よくわかんないけど、僕、頃合い見てまた来るからね。……逃げようだなんて思うなよ」 一瞬シシャは顔の半分ほどにも目を広げ、口を耳元まで裂いて笑った。そして姿を消す。 春の風が吹き渡る。 どっ、と、固まりになって身体に当たる、生暖かく湿度を持ったその風。 マルタの涙を奪って散らす。帽子を飛ばされたが気にしない。 排気ガスの匂いのしない空気。その代わりに石炭や木材の燃える香りがする。 風に煽られてどこからか街路の花が、花びらが舞い上がる。 舗装されていない道路もある。公園も庭も多い。そこから吹き上がる土埃。 オスタスの風。 野次馬たちの声が風に乗って上がってくる。 目の前のバーチが動き出す。 七年、ずっと、思い焦がれた瞬間だ。 バーチ。 マリアンナさん。 僕はあなたをなんて呼んだらいいんだろう。 でも、時間はまた動き出した。これからまた始まる。繋がっていく。”
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読了8/19朝方より手前。前回、強制的にカード戦争から排除されて、蓑崎に戻って7年語から戻るまでの話、マルタが普通に格好いいに分類される一般的なオトナの顔してるのがおかしい。。蓑崎の人々。うっかり雨の中マルタを拾った所長の森川さん。事務所事務でマルタを好きになった早紀ちゃん、事体...
読了8/19朝方より手前。前回、強制的にカード戦争から排除されて、蓑崎に戻って7年語から戻るまでの話、マルタが普通に格好いいに分類される一般的なオトナの顔してるのがおかしい。。蓑崎の人々。うっかり雨の中マルタを拾った所長の森川さん。事務所事務でマルタを好きになった早紀ちゃん、事体が動くキーになった、そしてこっちでの初めてのお友達wの才谷。個人的には早紀ちゃんが。あんまりこういうタイプは好きでないんだけど。振られた後が健気で、そして格好いい。
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