商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2007/06/30 |
JAN | 9784047915473 |
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商品レビュー
3.5
14件のお客様レビュー
作者自体初読み。 有名らしい「ショコラ」も知らないので、表紙に惹かれていつだか買ったものかな? 時代のせいか全体的に暗めな印象の作品だった。 ある老女が田舎の朽ちた空き家を購入して、直して古いレシピをもとにカフェを開きつつ、 その家や彼女自身に過去何があったのかが語られる話。...
作者自体初読み。 有名らしい「ショコラ」も知らないので、表紙に惹かれていつだか買ったものかな? 時代のせいか全体的に暗めな印象の作品だった。 ある老女が田舎の朽ちた空き家を購入して、直して古いレシピをもとにカフェを開きつつ、 その家や彼女自身に過去何があったのかが語られる話。 トーマスの最後には驚いた。 てっきり母親が凄惨な事件でも起こすのかとハラハラしながら読み進めたので。
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「ショコラ」が大好きなので、そんなテンションで読んだところ思った以上に重たい話だった。 田舎特有のもったりした悪意と監視、病んで偏屈な母親との確執、叶わぬ恋、全部が絡まって悲劇に転がり落ちていく様は本当にぞっとするような話だった。 張りつめた精神が擦り切れそうでも決して他人に心を許さず、孤独に踏ん張るフランボワーズと母の緊張感をずっと共有するのでなかなかしんどい。時々本を閉じて一息つきながら読んだ。そんな感じなのでポールの存在があまりに大きく、安らぎの避難所状態。 最後数ページの展開は予想はしたが、ここまで重い話でどう受け取っていいか分からない、と最初は思ったけど、考えれば考えるほどそこに収まるしかないという気がしてくる。すごく不思議。するめだわ。
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美味しい料理や景色のきらめく描写の奥底から、ゆらりと立ちのぼり絡みついてくる不穏さがやっぱりジョアン・ハリスさんだなあと。 すごく好きな読み口です。 文庫化しなさそうなので、結局図書館で借りてしまいました。 文庫化したら買うのにー! ↓ 文庫化しなさそうなので単行本で買いました...
美味しい料理や景色のきらめく描写の奥底から、ゆらりと立ちのぼり絡みついてくる不穏さがやっぱりジョアン・ハリスさんだなあと。 すごく好きな読み口です。 文庫化しなさそうなので、結局図書館で借りてしまいました。 文庫化したら買うのにー! ↓ 文庫化しなさそうなので単行本で買いました。
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