商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/文藝春秋 |
発売年月日 | 2007/07/09 |
JAN | 9784167612047 |
- 書籍
- 文庫
TOKYOデシベル
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商品レビュー
2.3
7件のお客様レビュー
なんかこう。。。男女間のことがパターン化あるいはアナログというか面白くはなかったなーー。なんでだろう。私のピッチとこの本のピッチは合ってない気がする。音とか無線とか音の地図とか、それは楽しいんですが。。文庫は売る。再読は未定。。
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人は言葉を交わさなくても分かり合えることがある。 そういったシチュエーションが成り立つのは、相手との間に何かしらの関係が結べている場合だ。 家族、子弟、仲間、恋人・・・。 なのに、人は惑わされる。 見えない/聞こえないものにではなく、見えてしまう/聞こえてしまうものに。 夜明...
人は言葉を交わさなくても分かり合えることがある。 そういったシチュエーションが成り立つのは、相手との間に何かしらの関係が結べている場合だ。 家族、子弟、仲間、恋人・・・。 なのに、人は惑わされる。 見えない/聞こえないものにではなく、見えてしまう/聞こえてしまうものに。 夜明け前には、無音になる瞬間があるのです。 実際には家電製品の生活音や自然の音を消すことはできないのだけれど、「無音」を感じ取る感覚が、人間には備わってるのだと思います。 そこには必ず「生」が存在して、自分を含め、生命の存在は異質ではない。 こんなにさまざまな音に囲まれて生活しているのに自分が馴染めない=異質な存在だと感じるのに、無音の、その瞬間に立ち会うと、次第に音が浸透してくるときには、「自分は生きているんだ」と強く感じるのです。 大音量の無音。 それは、私自身の声なき慟哭。 しばらくしたらまた読み返そう。 (盗聴しても得られるのは厳しい現実だけですよ、人は、夢見ていたほうが幸せだと、常にそう思ってます)
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「グラスウールの城」が好きだったな。 東京、音、というアイディアは好き。 文章の作り方に時々違和感を覚えることがあって☆2つ。 それにしても、登場人物がみんな少し歪んでいて、苦しんでいて、もがいていて。東京にいるとそうなっちゃうのかなぁ。
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