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TOKYOデシベル の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2015/06/12

なんかこう。。。男女間のことがパターン化あるいはアナログというか面白くはなかったなーー。なんでだろう。私のピッチとこの本のピッチは合ってない気がする。音とか無線とか音の地図とか、それは楽しいんですが。。文庫は売る。再読は未定。。

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2014/07/04

人は言葉を交わさなくても分かり合えることがある。 そういったシチュエーションが成り立つのは、相手との間に何かしらの関係が結べている場合だ。 家族、子弟、仲間、恋人・・・。 なのに、人は惑わされる。 見えない/聞こえないものにではなく、見えてしまう/聞こえてしまうものに。 夜明...

人は言葉を交わさなくても分かり合えることがある。 そういったシチュエーションが成り立つのは、相手との間に何かしらの関係が結べている場合だ。 家族、子弟、仲間、恋人・・・。 なのに、人は惑わされる。 見えない/聞こえないものにではなく、見えてしまう/聞こえてしまうものに。 夜明け前には、無音になる瞬間があるのです。 実際には家電製品の生活音や自然の音を消すことはできないのだけれど、「無音」を感じ取る感覚が、人間には備わってるのだと思います。 そこには必ず「生」が存在して、自分を含め、生命の存在は異質ではない。 こんなにさまざまな音に囲まれて生活しているのに自分が馴染めない=異質な存在だと感じるのに、無音の、その瞬間に立ち会うと、次第に音が浸透してくるときには、「自分は生きているんだ」と強く感じるのです。 大音量の無音。 それは、私自身の声なき慟哭。 しばらくしたらまた読み返そう。 (盗聴しても得られるのは厳しい現実だけですよ、人は、夢見ていたほうが幸せだと、常にそう思ってます)

Posted byブクログ

2011/07/11

「グラスウールの城」が好きだったな。 東京、音、というアイディアは好き。 文章の作り方に時々違和感を覚えることがあって☆2つ。 それにしても、登場人物がみんな少し歪んでいて、苦しんでいて、もがいていて。東京にいるとそうなっちゃうのかなぁ。

Posted byブクログ

2011/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うーん なんだかくどいような 音のマップを作るような男性 彼女の電話を盗聴するんだけど、彼女の浮気を疑って。。 でも結局なんかの宗教? よくわからない・・・・・・・

Posted byブクログ

2011/03/05

街の音に、耳を澄ませる。ちょっとそんなことを、してみようかなと思うようになった。街が奏でる音たちは、時折、愛おしく、時に拒絶したくなる。そんな存在になった。〜「音の地図」を読んで。 この著者の初期の「音の三部作」をまとめて文庫化した一冊だそうです。

Posted byブクログ

2009/10/07

「音の地図」「グラスウールの城」「ゴーストライター」の3つからなる短編(中編?)集。 リアルな生活感がなく、それが好きか嫌いかで評価が分かれそうな気がする。 小説の面白さがつかめそうで、つかめず、もやもやしてしまった。

Posted byブクログ

2009/10/04

騒音測定の仕事をしている青年は恋人の心がつかめなくて、彼女の留守番電話のメッセージを盗聴している(「音の地図」)。幻聴に襲われるレコード会社の辣腕ディレクター、神の音を求める男(「グラスウールの城」)。心の奥底に響く真の音、音楽とは?都市の音に託された青年の孤独と愛を描ききった異...

騒音測定の仕事をしている青年は恋人の心がつかめなくて、彼女の留守番電話のメッセージを盗聴している(「音の地図」)。幻聴に襲われるレコード会社の辣腕ディレクター、神の音を求める男(「グラスウールの城」)。心の奥底に響く真の音、音楽とは?都市の音に託された青年の孤独と愛を描ききった異色の傑作作品集。他に一篇収録。

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