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私と20世紀のクロニクル
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社/中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2007/07/10 |
| JAN | 9784120038457 |
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私と20世紀のクロニクル
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
読売新聞の土曜版に掲載させて愛読した。 単行本になったのを手に入れて、慈しむように読んだ。 山口晃の挿絵が素敵だ。 日本の文化と文学をこれだけ愛したアメリカ人がいたのだ! ヨーロッパでナチスが侵攻する暗い時代に、源氏物語の美しさに打たれたキーンは、太平洋戦争時には日本語通訳を...
読売新聞の土曜版に掲載させて愛読した。 単行本になったのを手に入れて、慈しむように読んだ。 山口晃の挿絵が素敵だ。 日本の文化と文学をこれだけ愛したアメリカ人がいたのだ! ヨーロッパでナチスが侵攻する暗い時代に、源氏物語の美しさに打たれたキーンは、太平洋戦争時には日本語通訳を通して、人生を切り開いていく。 「源氏物語」を読むために日本語を専攻したドナルド•キーンが、その日本語を日米戦争で活用することになったというのは皮肉だが、戦争の中でも救いは「源氏物語」にあったというコメントには心揺さぶられる。 「源氏物語」には、アメリカ人の魂をも救済する力があるのだ。 日本文学の最盛期に、絢爛たる才能溢れる作家たちと交友できたことは、キーンに何という至福の時を与えたことか。 淡々とした気取らぬ文章が好ましい。 偶然の連続が現在を生み出すが、それをすべて幸運と回顧することで、心温まる自伝が生まれた。
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三島由紀夫と親交の深かったドナルド・キーンの自伝。 真珠湾攻撃の後、海軍日本語学校へ。意外にも激戦地を渡り歩き、沖縄にも行き、日本人捕虜とも親交を持つ。ここが一番の読みどころだった。 三島の死と川端の死の関係、また二人の死とノーベル賞についても氏は関連を語っている。 2人に近...
三島由紀夫と親交の深かったドナルド・キーンの自伝。 真珠湾攻撃の後、海軍日本語学校へ。意外にも激戦地を渡り歩き、沖縄にも行き、日本人捕虜とも親交を持つ。ここが一番の読みどころだった。 三島の死と川端の死の関係、また二人の死とノーベル賞についても氏は関連を語っている。 2人に近かった氏の見解ではあるが、どうなのだろうか。
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作者も自認しているが、コスモポリタンとはこういう人のことを言うのだろう。筆者から書いた明治天皇の読み物も読みたくなった。
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