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内閣制度 行政学叢書6

山口二郎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京大学出版会/東京大学出版会
発売年月日 2007/05/23
JAN 9784130342360

内閣制度

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2012/09/19

内閣制度に関する本を読みました。日本の内閣制度の問題点として、首相の指導力が発揮しにくいことを指摘しています。首相の指導力が発揮できない理由は、二つのアプローチがあります。第1のアプローチは、制度論です。戦前、首相以外の閣僚も、直接、天皇を補佐するという形式です。これでは、指導力...

内閣制度に関する本を読みました。日本の内閣制度の問題点として、首相の指導力が発揮しにくいことを指摘しています。首相の指導力が発揮できない理由は、二つのアプローチがあります。第1のアプローチは、制度論です。戦前、首相以外の閣僚も、直接、天皇を補佐するという形式です。これでは、指導力を発揮できるわけがありません。明治憲法をつくった人たちは、この弊害を知っていました。ただし、まもなく到来する政党政治の時代を見越して、政党が独走できないようにするために、このシステムを採用したそうです。戦後、首相の権限は拡大しましたが、基本的には、同輩中の首座にしかすぎません。第2のアプローチは、自民党一党支配です。首相は、常に、自民党から選ばれてきました。そのため、首相になるには、自民党内の同僚の支持を必要としました。つまり、大臣たちは、首相に選ばれたのではなく、首相を選んだ側なのです。これでは、指導力を発揮できるわけがありません。

Posted by ブクログ

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