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物語の役割 ちくまプリマー新書
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物語の役割 ちくまプリマー新書

小川洋子【著】

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物語の役割 ちくまプリマー新書

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/筑摩書房
発売年月日 2007/02/10
JAN 9784480687531

物語の役割

¥880

商品レビュー

4.1

111件のお客様レビュー

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2024/08/23

特に物語が生まれる現場ではという章が私に刺さった。即実行できるテクとかを紹介してる訳では無いんだけど、本能で大事だよなと掴んでいた感覚を言語化してもらった形 小川さんは私とは違う物語の受け取り方をされていたけれど、小説家として大事な姿勢を見せていただいた気がした

Posted by ブクログ

2024/08/15

『物語の役割』を読みました 小川洋子が2007に講演会の内容を書き起こしした書籍ですが作者の創作哲学が知れて良い書籍でした ボク自身は小川洋子をあまり多読していないのですが『猫を抱いて像と泳ぐ』が人生で最大級の衝撃を受けた書籍であり、影響を受けているような気がします 小川は基...

『物語の役割』を読みました 小川洋子が2007に講演会の内容を書き起こしした書籍ですが作者の創作哲学が知れて良い書籍でした ボク自身は小川洋子をあまり多読していないのですが『猫を抱いて像と泳ぐ』が人生で最大級の衝撃を受けた書籍であり、影響を受けているような気がします 小川は基本的に弱者と呼ばれる人を描く作家でしょうが、その”弱者”という言葉が内包している弱い人・困っている人という意味合いは千差万別です 同じような境遇にあったとしても、そこで起きている現象は何もかもが異なるけれど、言葉にしてしまうと”弱者”という一言でまとめてしまう その1つ1つに向き合い、幾千幾万の言葉を尽くしてその人たちに寄り添う、という小川洋子のスタイルが作品に表れているなぁ、と感じました 久々に小川作品を読み返そうかなぁ

Posted by ブクログ

2024/08/03

小説を書くとき、テーマや言葉が浮かぶのではなく、まず映像がいつくか浮かび、その異なる世界の架け橋をかけるようにイメージを膨らませる。あとはひたすら観察者となって、言葉に起こしていく。 小川洋子さんの小説は、なんとなく、登場人物が物語の中でちゃんと生きてる感じがあって好きだなと思っ...

小説を書くとき、テーマや言葉が浮かぶのではなく、まず映像がいつくか浮かび、その異なる世界の架け橋をかけるようにイメージを膨らませる。あとはひたすら観察者となって、言葉に起こしていく。 小川洋子さんの小説は、なんとなく、登場人物が物語の中でちゃんと生きてる感じがあって好きだなと思っていたが、その理由がわかった気がした。 小川さんが、「トムは真夜中の庭で」という児童文学の中で知った「自分が自分でいられる居場所」について、わたしも、小川さんの小説の中にその実感を求めてる気がする。

Posted by ブクログ

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