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出久根育【作・絵】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 学習研究社/学習研究社
発売年月日 2007/03/15
JAN 9784052027956

おふろ

¥1,320

商品レビュー

3.6

11件のお客様レビュー

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2023/11/18

 本書は出久根育さんオリジナルのデビュー作で、『十二の月たち』や『みどりのスキップ』とは全くテイストの異なる絵が、なんとも味がある上、そのナンセンスなストーリーに見事にハマっており、読み聞かせの時の、お子さんのリアクションが楽しみといえば、楽しみなのだが・・・。  それにしても...

 本書は出久根育さんオリジナルのデビュー作で、『十二の月たち』や『みどりのスキップ』とは全くテイストの異なる絵が、なんとも味がある上、そのナンセンスなストーリーに見事にハマっており、読み聞かせの時の、お子さんのリアクションが楽しみといえば、楽しみなのだが・・・。  それにしても、一日の中で最も落ち着ける癒しのひと時に、何やってるの(笑) そりゃ表紙の男の子も、そんな顔になるでしょうよと書けば、もう充分なのではないかと思えるくらい、男の子にとってはとんだ災難でしかない、そんな内容であり、主人公の男の子以外、全てが個性的なキャラしか登場しない中に於いても、特に、出久根さんの如何にもな、『ジス・イズ・おっさん』描写が光る「はかせ」や、わらわらと群がるカラフルな「おおぜいのひと」に、それから、「トマトみたいなの」と「うめぼしみたいなの」のコンビは、意味が全く分からなかったが、その不条理ぶりを存分に楽しませてもらった。  また、そんな内容に反して、出久根さんの絵の描き方で印象的だったのが、ユーモラスな中にも、時折、斜め上から見下ろす視点に、お風呂の湯気も合わさったクラクラ感があることと、気合いを入れて描いているものと、適当に描いたようなもの(勿論、狙ってそうしてるのでしょうが)とのギャップ感が、更にナンセンスぶりを高めており、それから、扉絵に描かれた石鹸が、本編の男の子にとって、一つのキーポイントとなってはいるものの、結局、敵なのか味方なのかよく分からない奇妙さがまた面白いが、そんな中に於いても、あくまでマイペースに淡々と目的をこなそうとする男の子に、ある種の感慨深さを覚えたのも印象的だった、そんな突拍子も無いぶっ飛んだ感が、如何にも海外受けしそうな本書は、1998年、ボローニャ国際絵本原画展入選作で、私が読んだのは、1996年に発売された原書の、復刊版(2007年)です。

Posted by ブクログ

2021/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

国際子ども図書館の展示会「平成を彩った絵本作家たち」で紹介されていた中から。 おふろのタイムキーパー、赤いネクタイの人。 おふろのトラブルシューター、のっぺりがおの まっしろな やつ。 おふろのあれこれを擬人化。読み聞かせも楽しい絵本だった。

Posted by ブクログ

2014/05/23

なにこれ!おもしろい! お母さん、話聞いてあげてちょ〜だい!おふろ場で大変なこと起こってたんですよ。 おふろの管理人?赤白のシマシマ帽を被った、赤いネクタイのスーツ男の人がなんともみょーちきりん。ユニーク!

Posted by ブクログ

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