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黄金と生命 時間と練金の人類史
3,080円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/講談社 |
発売年月日 | 2007/04/20 |
JAN | 9784062139724 |
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黄金と生命
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黄金と生命
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
インド=ヨーロッパ語族は、金属は生き物という共通のイメージを持っていた。黄金という万物の王は貨幣の登場で姿を消した。 ☆ぴかぴか、きらからに惹かれる心性はどこから?虫が光に向かうがごとき。
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「錬金術」とは、中世の魔術や科学の形を変えたものという概念だけではなく、実は、有史以前の古代人たちの好奇心や驚き、悲しみを源として、脈々と息づいてきたのだという。 近世では、ゲーテの「ファウスト」に錬金術の発展形を見ることになる、と著者は言う。というか、ビンスヴァンガーの論考をほ...
「錬金術」とは、中世の魔術や科学の形を変えたものという概念だけではなく、実は、有史以前の古代人たちの好奇心や驚き、悲しみを源として、脈々と息づいてきたのだという。 近世では、ゲーテの「ファウスト」に錬金術の発展形を見ることになる、と著者は言う。というか、ビンスヴァンガーの論考をほぼそのままなぞっていて、しかも、近世はほぼゲーテ一色だ。これでいいのだろうか。 「ファウスト」が錬金術の物語だということに異論はないけれども、さらに突っ込んでは、要するにこれは貨幣経済の話だと解釈することに、どの程度妥当性があるのか、「ほんまかいな?」と正直かなり戸惑いました。 とはいえ、神話から歴史、そして化学、経済学までも網羅し、黄金や生命を創り出す錬金術の壮大な歴史を体験できたことに感謝です。
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意欲作。黄金は古代人の心象の中でどのような働きをしていたか、そして時代が下るにつれ、そのイメージはどのように姿を変え、現代の社会をも動かしているか。 著者の言うとおり、歴史的事実というよりは人間の想像力の働きを探る試みであるようなので、資料の少ない古代の章のほうが、かえって丹念に...
意欲作。黄金は古代人の心象の中でどのような働きをしていたか、そして時代が下るにつれ、そのイメージはどのように姿を変え、現代の社会をも動かしているか。 著者の言うとおり、歴史的事実というよりは人間の想像力の働きを探る試みであるようなので、資料の少ない古代の章のほうが、かえって丹念に納得しやすく説明されているように思った。後の方になると、資料が多くなる分、やや消化不良… (作者の考察がというより、こちらの理解力が、かも)。 ところで、この方の文章ってこんなだったかな。読点の打ち方や「…だったのだ!」とかいうような語尾がひっかかった。
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