商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | エンターブレイン/エンターブレイン |
発売年月日 | 2007/04/28 |
JAN | 9784757735064 |
- 書籍
- 文庫
“文学少女"と穢名の天使
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“文学少女"と穢名の天使
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商品レビュー
4
81件のお客様レビュー
今作はガストン・ルルーの『オペラ座の怪人』より 天使と堕天使 天使の歌声は人々に幸せを届けるが、悪魔の囁きに身を滅ぼし穢れる 漆黒の羽根に染まるように、苦しく切ない そして結末も、ハッピーエンドではなく悲しいもの 真っ暗な中で輝くツリーのように、ななせちゃんの気持ちにも光灯り幸あ...
今作はガストン・ルルーの『オペラ座の怪人』より 天使と堕天使 天使の歌声は人々に幸せを届けるが、悪魔の囁きに身を滅ぼし穢れる 漆黒の羽根に染まるように、苦しく切ない そして結末も、ハッピーエンドではなく悲しいもの 真っ暗な中で輝くツリーのように、ななせちゃんの気持ちにも光灯り幸あれと応援したくなる
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「オペラ座の怪人」をモチーフとした作品。 心葉のクラスメイトの琴吹ななせがメインの回。 ななせの友人である水戸夕歌が失踪してしまい、ななせと心葉がその謎を追う。 センター試験間近の天野遠子先輩は、なかなか出てこず、しかし最後にはしっかり謎を解いて、オペラ座の怪人のファントムの...
「オペラ座の怪人」をモチーフとした作品。 心葉のクラスメイトの琴吹ななせがメインの回。 ななせの友人である水戸夕歌が失踪してしまい、ななせと心葉がその謎を追う。 センター試験間近の天野遠子先輩は、なかなか出てこず、しかし最後にはしっかり謎を解いて、オペラ座の怪人のファントムの末路をしっかりと語っていく。 毬谷敬一、鏡粧子という二人の教師と、臣志朗という一つ下の嫌悪感丸出しの男の子。 真相がとにかく酷い。 せめて夕歌には生きていて欲しかった。 ななせの真っ直ぐなところ、強いところを今回で知れて、凄く好きになりました。心葉に言った「私は知りたい。夕歌を助けたい」って言葉が凄く良かった。 遠子先輩といる心葉は、確かに自然だし、弱さも全部受け入れてくれるけど、琴吹さんといる心葉なら、きっと一緒に強くなれるんだろうなって思う。 琴吹さんと一緒に美羽に会いに行ってほしいな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
題材は「オペラ座の怪人」でななせがメインの回。 オペラ座の怪人は映画で見てたのでストーリーは把握済み(結末を覚えてないけど)。 ななせの親友が失踪してしまい、それをコノハが手伝って探すお話。 愛憎入り乱れて中々に辛い展開でした。 遠子先輩の想像はすごくて事件解決には欠かせないのだけど、受験は本当に大丈夫か?と心配になります。 今回一番の被害者であるクリスティーヌこと"夕歌"視点を想像するとしたら、事件の展開と結末は望むものではなく、ただひっそりとツリーの中で眠りながら親友の幸せを願い続けていただかったんじゃないかなと思います。 キャラクターの関係も進展し、遠子先輩の受験は迫り、朝倉美羽もいよいよ姿を表すのかな?という感じで次へ。
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