商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | エンターブレイン/エンターブレイン |
| 発売年月日 | 2007/04/28 |
| JAN | 9784757735064 |
- 書籍
- 文庫
“文学少女"と穢名の天使
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
“文学少女"と穢名の天使
¥660
在庫なし
商品レビュー
4
79件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
穢名の天使はオペラ座の怪人がテーマなこともあり、井上やななせちゃんに降りかかる悲しみが壮大で読んでいて胸が痛くなりました。 今までななせちゃんと上手く関われなかった井上が、ようやくななせちゃんをフィルター0で見つめてくれたことに嬉しさを感じつつも、表しようのない複雑さを混ぜたような感情で読み進めました。 それにしても業者テストを放り出してまで駆け付ける遠子先輩、流石すぎる……!! どんな相手からも目を逸らさず想像を語る遠子先輩が大好きです。 毬也に対してちょい待てや感はずっと消えないし、鏡さんに対しても憤りは感じるのですがこの二人の狂気や愛にこそ芸術家の片鱗を感じてしまい痺れますね。それでも教師があれはいかんじゃろう。 夕歌ちゃんも臣くんも幸せでいてほしいし、臣くんには生きてどこかで誰かと手を繋いでいてほしいです。でも夕歌ちゃんをななせちゃんの元へ返してあげたかったよ〜……!
Posted by 
今作はガストン・ルルーの『オペラ座の怪人』より 天使と堕天使 天使の歌声は人々に幸せを届けるが、悪魔の囁きに身を滅ぼし穢れる 漆黒の羽根に染まるように、苦しく切ない そして結末も、ハッピーエンドではなく悲しいもの 真っ暗な中で輝くツリーのように、ななせちゃんの気持ちにも光灯り幸あ...
今作はガストン・ルルーの『オペラ座の怪人』より 天使と堕天使 天使の歌声は人々に幸せを届けるが、悪魔の囁きに身を滅ぼし穢れる 漆黒の羽根に染まるように、苦しく切ない そして結末も、ハッピーエンドではなく悲しいもの 真っ暗な中で輝くツリーのように、ななせちゃんの気持ちにも光灯り幸あれと応援したくなる
Posted by 
「オペラ座の怪人」をモチーフとした作品。 心葉のクラスメイトの琴吹ななせがメインの回。 ななせの友人である水戸夕歌が失踪してしまい、ななせと心葉がその謎を追う。 センター試験間近の天野遠子先輩は、なかなか出てこず、しかし最後にはしっかり謎を解いて、オペラ座の怪人のファントムの...
「オペラ座の怪人」をモチーフとした作品。 心葉のクラスメイトの琴吹ななせがメインの回。 ななせの友人である水戸夕歌が失踪してしまい、ななせと心葉がその謎を追う。 センター試験間近の天野遠子先輩は、なかなか出てこず、しかし最後にはしっかり謎を解いて、オペラ座の怪人のファントムの末路をしっかりと語っていく。 毬谷敬一、鏡粧子という二人の教師と、臣志朗という一つ下の嫌悪感丸出しの男の子。 真相がとにかく酷い。 せめて夕歌には生きていて欲しかった。 ななせの真っ直ぐなところ、強いところを今回で知れて、凄く好きになりました。心葉に言った「私は知りたい。夕歌を助けたい」って言葉が凄く良かった。 遠子先輩といる心葉は、確かに自然だし、弱さも全部受け入れてくれるけど、琴吹さんといる心葉なら、きっと一緒に強くなれるんだろうなって思う。 琴吹さんと一緒に美羽に会いに行ってほしいな。
Posted by 
