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道化の民俗学 岩波現代文庫 学術175
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道化の民俗学 岩波現代文庫 学術175

山口昌男【著】

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道化の民俗学 岩波現代文庫 学術175

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 2007/04/19
JAN 9784006001759

道化の民俗学

¥1,628

商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2024/11/07

山口昌男を知る上で重要な本ということで図書館で借りて読もうとページをめくったが、興味がわかなかった。 最後にある高山宏さんの解説で、この本がご自分の青春の記念碑みたいに持ち上げているのが気になった。 その時代に生きた人にしかわからない流行歌みたいな本なのかもしれない。

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2023/08/09

 第1章から第4章までは1969(昭和44)年に雑誌に連載され、それに1970年に発表されたものを第5章として加え、単行本としては1975(昭和50)年に発行されたもの。山口昌男さんの著作としては、わりあい早期に執筆されたものと思われる。特に1章から4章は長編の論文として連続性を...

 第1章から第4章までは1969(昭和44)年に雑誌に連載され、それに1970年に発表されたものを第5章として加え、単行本としては1975(昭和50)年に発行されたもの。山口昌男さんの著作としては、わりあい早期に執筆されたものと思われる。特に1章から4章は長編の論文として連続性をもって仕上げられている。  まず特徴的な「道化」として、イタリア16世紀頃のコンメーディア・デラルテに登場する「アルレッキーノ(=アルルカン)」が取り上げられ、ギリシャ神話のヘルメス、アフリカのエシュ、インド神話のクリシュナを中心として論じられる。 「道化」と「トリックスター」はもちろん別々の概念だが、山口氏の思考においては両者はほとんど重なり合っているようだ。  トリックスターとしてのヘルメスについてその特徴を簡潔にまとめたリストが載っていて、これはアフリカ(ナイジェリア)ヨルバ族のエシュのふるまい・機能ともかなり重なっているという論点である。 <(A)小にして大、幼にして成熟という相反するものの合一。 (B)盗み、詐術による秩序の擾乱。 (C)いたるところに姿を現わす迅速性。 (D)新しい組み合わせによる未知のものの創出。 (E)旅行者、伝令、先達として異なる世界のつなぎをすること。 (F)交換という行為によって異質のものの間に伝達(コミュニケーションを成立させる。 (G)常に動くこと、新しい局面を拓くこと、失敗を怖れぬこと、それを笑いに転化させることなどの行為・態度の結合。>(P.233)  いま私は音楽活動における自分の立ち位置を考え直すためにトリックスターについて勉強しているところだが、まさにこのリストが分かり易い手がかりとなった。芸術分野においてトリックスターを演じるためには、特に(D)の、異質なものの組み合わせによって新しい意味を生成しなければならないという部分が、最も肝要であろう。  本書は連続的に展開される道化/トリックスターに関する長編の論考として、私には得るものの多い、貴重な書物だった。

Posted by ブクログ

2016/05/31

佐藤優が、田中真紀子はトリックスター(騒動師、文化人類学)だと言っていたこと、最近の「トランプ氏」のばかばかしく見える発言がやたら人を引き付けることの原因が「道化」にあるのでは?と思い、本書を読んだ次第。(つまみ読み) 結果、知りたいことと書いてあることは違った。 が、道化に...

佐藤優が、田中真紀子はトリックスター(騒動師、文化人類学)だと言っていたこと、最近の「トランプ氏」のばかばかしく見える発言がやたら人を引き付けることの原因が「道化」にあるのでは?と思い、本書を読んだ次第。(つまみ読み) 結果、知りたいことと書いてあることは違った。 が、道化についてここまで深く研究し考察している人が存在していることに感動。 世界的に道化は乞食・不具者の体裁をとることが多く、それはそれらの人々が、俗人の世界と神の世界の境界に住む者として、一種の恐れ・一種の羨望・一種の尊敬を持たれるからだという分析が興味深かった。

Posted by ブクログ