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チェイシング・リリー ハヤカワ・ミステリ文庫
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チェイシング・リリー ハヤカワ・ミステリ文庫

マイクルコナリー【著】, 古沢嘉通, 三角和代【訳】

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チェイシング・リリー ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/早川書房
発売年月日 2007/01/25
JAN 9784151752025

チェイシング・リリー

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商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2021/11/24

作中に出てくるダイムの意味が解らなかったし、原題にも絡んでいるとある。若手天才科学者ピアスの専門であるナノテク・・企業理念のシンボルだそうな。 しかし作中では仮想空間の欲望の夢に捉われて行くところから、冴え当たる頭脳があまり感じられない。雇い入れた女性弁護士に生されたにもかかわ...

作中に出てくるダイムの意味が解らなかったし、原題にも絡んでいるとある。若手天才科学者ピアスの専門であるナノテク・・企業理念のシンボルだそうな。 しかし作中では仮想空間の欲望の夢に捉われて行くところから、冴え当たる頭脳があまり感じられない。雇い入れた女性弁護士に生されたにもかかわらず、声を出してしまうと言った本能のまま突っ走る軽さ。 毎度ながらコナリーの徹底した専門分野オタク度には脱帽するほどの知識が満載。対する刑事も「徹底する」冠が付いた刑事のレンナー。互角にがっぷり組み合い、あっという間に読み終えさせる面白さだった。 しょうもない事件に小ネタを挟むだらだらモノを読んできたところなので、やっぱり、コナリーは凄いと唸らされる。ボッシュシリーズでなくてもこの仕上がり。 銃撃戦で終わるアメリカ的な結末に込められた謎で、思わず昔の因縁が絡んでいたことが判明するところも面白い。

Posted by ブクログ

2019/02/16

ボッシュシリーズではありません。別のオリジナルの作品。 不思議な手紙や電話から始まるサスペンスは数多ありますが、これもその一つ。 しかも、主人公は、分子生物学者。そういうギーク的なところも、ボッシュシリーズには無い面白いところです。 ラストに近づくと、一気に物語が動き始めま...

ボッシュシリーズではありません。別のオリジナルの作品。 不思議な手紙や電話から始まるサスペンスは数多ありますが、これもその一つ。 しかも、主人公は、分子生物学者。そういうギーク的なところも、ボッシュシリーズには無い面白いところです。 ラストに近づくと、一気に物語が動き始めます。はじめのうちは、ゆっきりと進んでいたんですけどね。犯人は、意外な人物。まぁ、推理小説の犯人は、意外な人物であることが、ある意味推理小説のゆえんたるところでもあるかもしれませんが。

Posted by ブクログ

2013/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

プロットが二転三転するいつものマイクル・コナリー的展開というよりかは、 主人公(の推理)が右往左往しているだけ、 という印象がぬぐえない。 主人公が、刑事や探偵、弁護士といった捜査や犯罪のプロとではないので、 仕方がないかもしれないが。 その代わりの化学者ならではの冴えもみられない。 ギークっぷりは出てたけど。 それにしては、最後は相変わらずの銃撃戦というか、 主人公による発砲。 現在出版されているマイクル・コナリーの作品でこれを最後に読んだのは、 失敗だった。

Posted by ブクログ

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