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中世日本の予言書 “未来記"を読む 岩波新書
902円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
発売年月日 | 2007/01/22 |
JAN | 9784004310617 |
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中世日本の予言書
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中世日本の予言書
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商品レビュー
3.1
9件のお客様レビュー
(借.新宿区立図書館) 中世日本にも未来を予言する書があった。どんなものなのだろうという興味で読んだ。まあある程度はわかったが、全体的に記述がわかりにくいと思う。文学系だからなのか?新書版なのだからもう少し整理した記述をしてほしかった。
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予言書という分野が、中世から現代まで同じような取り扱い方をされているのが面白かった。予言書という形式の歴史供述。しかし、中世の人々は信じ込んだというか、信じ込まされざるを得ない環境にあったというべきか。
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予言書というものが、性格上後から作られるというもっともな指摘(起きたことを予言書の文言で解釈し直す作業であるから。)がものすごく納得。この事件も、この災害も、予言書に書いてあると言われて、すごいな!未来を当てている!と興奮してしまうけれども、これから起こることを正確に書いてあるも...
予言書というものが、性格上後から作られるというもっともな指摘(起きたことを予言書の文言で解釈し直す作業であるから。)がものすごく納得。この事件も、この災害も、予言書に書いてあると言われて、すごいな!未来を当てている!と興奮してしまうけれども、これから起こることを正確に書いてあるものは無い訳で。起きた後にここに書いてあるこの断片が、そういうことだともっともらしく言われるだけなのだ。そうした意味で、予言書は歴史書であるという筆者の指摘はわかりやすい。戦乱の世だったり、天変地異だったり。近いところでは90年代のあの経済の閉塞感、変な事件、阪神淡路大震災をはじめとする自然災害、そういった空気が予言書を求めてしまうものなのかもしれない。 いずれにしても予言書が流行る世の中というのは、健康ではないんでしょうな。
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