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タイムマシンの殺人 ダーク・ファンタジー・コレクション3
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タイムマシンの殺人 ダーク・ファンタジー・コレクション3

アントニーバウチャー【著】, 白須清美【訳】

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タイムマシンの殺人 ダーク・ファンタジー・コレクション3

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 論創社/論創社
発売年月日 2006/10/25
JAN 9784846007621

タイムマシンの殺人

¥2,200

商品レビュー

2

3件のお客様レビュー

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2024/06/14

SF、ホラー、ミステリで奇妙な味の中短編集である。白須清美の翻訳もうまいので古さを感じさせない。どれもよくできた話なのだが、好みを言えば中編「たぐいなき人狼」でしょうか。大学教授のウォルフ・ウルフは卒業して女優になった教え子グロリアに片想いなのだが、酒場で知り合った魔術師に自分が...

SF、ホラー、ミステリで奇妙な味の中短編集である。白須清美の翻訳もうまいので古さを感じさせない。どれもよくできた話なのだが、好みを言えば中編「たぐいなき人狼」でしょうか。大学教授のウォルフ・ウルフは卒業して女優になった教え子グロリアに片想いなのだが、酒場で知り合った魔術師に自分が人狼であることを指摘される。グロリアに近づくために彼女が主演する映画に狼犬として出演することになったウルフは…。ラストはどんでん返しで、意外なハッピーエンドが待っている。

Posted by ブクログ

2022/06/30

SFやホラーめいた作品の短編集。ブラックで小気味よい読み口の作品が多いです。 お気に入りは「たぐいなき人狼」。人狼ホラーかな、と思ったけれど、案外とユーモラスでサスペンスフルな楽しい物語でした。自らが人狼であることを知らされたウルフ教授の奮闘がおかしくて、だけれどはらはらさせられ...

SFやホラーめいた作品の短編集。ブラックで小気味よい読み口の作品が多いです。 お気に入りは「たぐいなき人狼」。人狼ホラーかな、と思ったけれど、案外とユーモラスでサスペンスフルな楽しい物語でした。自らが人狼であることを知らされたウルフ教授の奮闘がおかしくて、だけれどはらはらさせられます。「悪魔の陥穽」にも登場したうさんくさい魔術師もまた印象的で面白いです。この魔術師の短編集シリーズとかないのかしら。 「タイムマシンの殺人」は、タイムマシンを用いた完全犯罪の計画を描いたミステリ。そんなもの使っちゃったら完璧じゃないか、と思ったのですが。まさかこういうブラックなオチになるとは! あ、そういえばここの探偵も「たぐいなき人狼」に登場するのと同じ人物だよね。 「噛む」はなんともいえない不気味な読み心地のホラー。嫌だなあ、この雰囲気。そして「先駆者」は短いながらも、オチが見事な作品でした。なるほどそういうことか!

Posted by ブクログ

2012/10/10

 ダークファンタジー・コレクションと銘打ったシリーズだが、本書は少し小粒過ぎた感じ。  ショートショートで楽しく読めるかなと思ったのだが、文書の問題か、文化の問題か、とにかく読むのに疲れる感じ。少し残念だ。  作品は、次の通り。  先駆者、噛む、タイムマシンの殺人、悪魔の陥...

 ダークファンタジー・コレクションと銘打ったシリーズだが、本書は少し小粒過ぎた感じ。  ショートショートで楽しく読めるかなと思ったのだが、文書の問題か、文化の問題か、とにかく読むのに疲れる感じ。少し残念だ。  作品は、次の通り。  先駆者、噛む、タイムマシンの殺人、悪魔の陥穽、わが家の秘密、もうひとつの就任式、火星の預言者、書評家を殺せ、人間消失、スナルバグ、星の花嫁、たぐいなき人狼。

Posted by ブクログ

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